山口馬木也、藤田まことを振り返る
2024年2月11日、CSホームドラマチャンネルにて「没後15年 藤田まこと特集」が放送されます。この特集には、山口馬木也さんが「剣客商売」に寄せた深い想いや藤田まことさんの影響についてのコメントが寄せられています。
藤田まこととの出会いと影響
山口さんは、「剣客商売」がなければ今の自分はないと語ります。彼の俳優としての出発点は藤田まことさんであり、その演技は山口さんの作品にも大きな影響を与えています。自身の映画『侍タイムスリッパー』のあるシーンで、彼は「磐梯山の真っ白な雪のようだ」と涙する台詞をアドリブで演じましたが、これは藤田さんの影響が強く感じられた瞬間だったそうです。
「藤田さんはただ演技をするのではなく、その存在感で観る人の心を動かしていました。彼のように人に接する方法や物事の見方に影響を受けた」と語る山口さん。藤田さんの演技は、観る者に深く響くものがあり、まさに「フワッと感じさせる」特別な力があったのではないでしょうか。
恥じらいと期待
今特集では、放送から15年が経過した「剣客商売」を再び観ることに対して、山口さんは少し恥ずかしさも感じていると明かします。あの頃の自分を再確認することには勇気が必要で、恐れもあるようです。しかし、藤田さんの演技を皆に見て感じてほしいという気持ちも強いとのこと。
特集の詳細
「剣客商売スペシャル」は、2月11日(火)と23日(日)に全6作品が放送されます。藤田まことさんが演じる秋山小兵衛と山口さんが演じる大治郎の親子の対比がストーリーの中心となるこの作品は、誰もが愛する時代劇の傑作です。
それぞれのスペシャル版では、親子の異なる生き方と、その中で事件が解決されていく様子が描かれます。出演者として、他にも多くの豪華メンバーが揃っています。作品における藤田まことさんの存在感や演技を改めて感じることができる良い機会です。
山口馬木也の今後
山口馬木也さんは、俳優として数々のドラマや映画、舞台に出演し続けています。最近では『侍タイムスリッパー』の主演が大ヒットを記録し、日刊スポーツ映画賞や日本アカデミー賞でも評価されています。2026年の大河ドラマ「豊臣兄弟!」では柴田勝家を演じることが決まっており、今後も目が離せません。
この特集を通じて、藤田まことさんのLegacyを改めて感じることができると思います。彼の演技や山口さんのコメントを通じて、時代劇ファンにとって特別な体験となるでしょう。ぜひ心待ちにしておきたいですね。