舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』市村正親が再び魔法の世界に
舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』が、2026年1月から2月にかけて再び幕を開けます。特に注目されるのは、ダンブルドア役で知られる市村正親のカムバック。この公演は、TBS赤坂ACTシアターでの上演が予定されており、エイモス・ディゴリー、アルバス・ダンブルドア、セブルス・スネイプの役も兼任する市村の再登場が期待されています。
市村は、2025年に続けてこの役を演じることとなり、初日となる2026年1月15日(木)には多くのファンが彼のパフォーマンスを心待ちにしています。彼は過去の公演においても、この作品の醍醐味を存分に味わいながら、役への深い理解を持って演じてきました。
舞台の背景と魅力
舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』は、J.K.ローリングがジョン・ティファニー、ジャック・ソーンと共に新たに執筆したもので、小説シリーズの8作目の物語となります。ハリーが父親となり、息子アルバスとの関係を中心に描かれる本作は、2016年にロンドンで初演され、その後世界中で高く評価されてきました。
日本国内では多くの演劇賞を受賞し、2022年からの東京公演では130万人以上の観客を動員し、1300回演出を果たしました。この舞台の最大の魅力は、世界的に有名なエンターテインメントの一流スタッフが集結し、リアルな魔法の世界を体現している点にあります。原作ファンだけでなく、未体験の観客でも楽しめる作品に仕上がっています。
市村正親のコメント
市村は、今回のカムバックについて「初めてハリー・ポッターに参加した際、大変な挑戦を感じましたが、ファンの皆様の支えがあったからこそ乗り越えられました」と語っています。ダンブルドア役のセリフには現代の人々に響くものが多く、再度この役を演じることができることを光栄に思っているそうです。
公演情報
この公演では、ハリー・ポッターやロン・ウィーズリー、ハーマイオニー・グレンジャーなどのキャラクターたちに新たな命を吹き込むキャストが登場。チケットは2026年4月の公演分まで販売されており、TBSチケットやホリプロステージのウェブサイトから購入可能です。事前の会員登録(無料)が必要なことに注意が必要です。
あらすじ
物語は、ハリーたちが魔法界を救った19年後、再び暗い影が迫る中、父と息子の葛藤を描いています。ハリーは父親としての役割に苦しみ、アルバスは自らの運命に抗おうとします。彼らの関係がどのように展開するのか、舞台ならではの美しいビジュアルと音楽が幻想的に演出します。
今回は、ダンブルドアを演じる市村正親の姿が観客を引き込むことでしょう。この冬の魔法の体験をお見逃しなく!