大塚雅彦が語るクリエイティブライブラリー
株式会社宣伝会議が新たに提供するオンデマンド講座『ブレーンクリエイティブライブラリー』において、著名なアニメーション監督・大塚雅彦氏が登壇する特別編が開講されました。この講座は、世界的に評価を受けている作品の制作現場から学んでいく内容となっており、参加者は実践的なスキルを得られる貴重な機会となります。
大塚雅彦氏の経歴と功績
大塚雅彦氏は、実写映画の助監督としてキャリアをスタート。続いてスタジオジブリに入社し、『平成狸合戦ぽんぽこ』や『耳をすませば』の監督助手を務め、その後はガイナックスに移籍。そこで『新世紀エヴァンゲリオン』の演出助手・演出を担当し、名実ともにアニメ界の重要な存在となりました。2002年には自身の初監督作品『ぷちぷり*ユーシィ』を手掛け、2011年にはアニメーションスタジオ・トリガーを設立。近年は『サイバーパンク:エッジランナーズ』などの作品に関わり、ファンとのコミュニケーションや人材育成にも力を注いでいます。
講座の内容と特徴
この講座では、以下のようなトピックについて深く考察します。
1. TRIGGER作品が世界的に評価された理由
アメリカのアニメイベントでの反響や、近年の『サイバーパンク:エッジランナーズ』の視聴実績を通じて、なぜTRIGGERの作品がファンの心を掴んでいるのか、その真意に迫ります。
2. アニメ制作における熱量の重要性
大人数のチームで作り上げる商業アニメ作品において、一人一人の士気がどのように作品全体に影響を与えるのか、またどのようにファンの熱意に繋がるのかを実体験を交えて語ります。
3. 多彩な才能を活かすチームビルディング
メインスタッフの編成やチーム内のコミュニケーションの重要性についても議論。新人育成への取り組みについても、過去の体験を基に伝えていきます。
4. ファンとのコミュニケーションと作品づくり
ファンとの交流がどのように作品制作に影響を与えるか、特にガイナックス時代の経験から導き出した教訓をシェアします。
5. 総括
ストーリーと作画の重要性を再認識し、パフォーマンスとしてのアニメーションのあり方についても触れます。
「ブレーンクリエイティブライブラリー」について
この講座は、映像を通じて伝えることが難しい知見や技術を次世代に継承することを目的にしています。受講者は、先人たちの貴重な経験とメッセージを直接聴くことができるこの貴重なチャンスをお見逃しなく。
今後も、80名以上のクリエイターによる講座が追加される予定で、各テーマに対する第一人者からの講義を受けられる機会が広がることが期待されています。当講座によって、新たなクリエイティブの在り方を探求し、次世代のクリエイターとしてのトレーニングを積んでいくことができます。
詳細は
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