近年、恋愛リアリティ番組が多くの視聴者を魅了しており、その中でも「今日、好きになりました。」、略して「今日好き」は特に注目を集めています。コロナ禍においても視聴率を伸ばすこの番組は、全国の女子高生を中心に高い人気を誇っています。調査を行ったのはマーケティング情報サイト「ワカモノリサーチ」。このサイトでは、現役高校生を対象にした視聴調査を実施し、女子高生の52.7%が「今日好き」を視聴していると回答しました。
女子高生の視聴動機
調査に参加した女子高生たちからは、以下のような声が多く寄せられました。「ドキドキ、ワクワクするから」「恋を見るとキュンキュンして応援したくなる」など、同世代の恋愛に共感し楽しむ姿が見受けられます。「今日好き」は主に高校生たちが恋愛を繰り広げる様子を映し出しており、見ることで自分の恋愛にも胸が躍るといった声が響きます。このようなリアルな恋愛模様が視聴者との共鳴を生み出しているのです。
さらに、「推しが出ている」「インフルエンサーの影響」といった意見もあり、視聴者にとって自己投影や共通の話題を作る絶好の機会となっているようです。友人たちと共に視聴し、恋愛に対する価値観を語り合うことで、より一層楽しむ理由にもなっていることが分かりました。
視聴しない女子高生の意見
対照的に、番組を見ていない47.3%の女子高生たちからは、「恋愛リアリティには興味がない」「知らない人の恋愛に興味が持てない」といった純粋に不興な意見がありました。さらに、「恋人が欲しくなってしまうから見るのが怖い」という声もありました。思春期の真っただ中にいるため、自身の恋愛観について敏感に反応する女子高生も多いようです。
男子高生の視聴態度
一方、男子高校生に目を向けると、視聴率は36.4%と女子高生に比べて著しく低下しています。「友達が見ている」「流行っているから見た」という声は聞かれるものの、自己の意思で視聴に至ったケースは少ない印象です。彼女とのコミュニケーションツールとして「今日好き」を見るという理由もありましたが、全体として男子のリアクションは冷淡なのが現状です。
しかし、男子高生の視聴を妨げる要因としては「やらせ感」や「商売臭さ」が強く影響を与えているようです。「テレビ出たいインフルエンサーしかいない」という意見は、リアリティショーに対する根本的な疑問や拒絶反応を示すものです。
男子高校生の63.6%が「見ていない」と回答した理由の一部には、「リアリティーショーは面白くないから」という意見もあり、彼らは本質的に「今日好き」の魅力を見出せていないようです。また、部活や勉強に追われ、視聴する時間がないという切実な事情も窺えました。
このように、「今日好き」に対する女子高生の支持と男子高生の冷淡さには大きなギャップがあります。男子が持つ「恋愛リアリティ」に対する懐疑心や忙しい現実は、女子と男子での感情の動きに独特の差を生んでいるようです。高校生の恋愛観、視聴者層の特性は実に多様で、その反響は今後も注目されるべきポイントです。
今後の「今日好き」の展開にも期待が寄せられます。恋愛リアリティの魅力は依然として多くの若者を惹きつけており、今後どのように進化していくのか、ますます目が離せません。