ダンス専門のクリエイティブエージェンシー、ODORIBAに所属するアーティスト、micoが手掛けた琴音の新曲『Heaven』のミュージックビデオが、国際的に権威ある「Berlin Music Video Awards 2025」においてSilver Screeningに選出され、正式に上映されることが決まりました。これに伴い、6月12日から3日間、ドイツ・ベルリンで開催される授賞式での公式上映が行われます。
micoは1999年に東京で生まれ、振付師やダンスディレクターとして多様な企業のCMや音楽ビデオでその才能を発揮しています。これまでにはSEKAI NO OWARIや水曜日のカンパネラの作品に携わった他、独自のダンスカンパニー『mico piece』を主宰し、振付や演出、出演さらには映像ディレクターとしても活動の幅を広げています。彼女の新たな挑戦が今回の琴音『Heaven』ミュージックビデオとなっています。
この作品は、静けさを感じさせる映像美と、ダンスを通じて描かれる身体表現が絶妙に交わり、幻想的な世界観を醸し出しています。特に琴音の歌声は、透明感と内面的なメッセージを含み、視聴者に深い感動を与えます。micoはこのMVにおいて、企画から構成、演出、振付、出演に至るまで全てを手掛けており、彼女の表現者としての幅広い能力を示す重要な機会となっています。
映像のテーマには「光と影」が取り入れられ、曲が持つクールでミステリアスな雰囲気や人間の内面的な葛藤を、コンテンポラリーダンスとストリートダンスを組み合わせた独自のスタイルで魅せています。この作品は、今年で13回目を迎えるBerlin Music Video Awardsの中で数千に及ぶ応募の中から選ばれたことからも、評価の高い作品であることが証明されています。
また、micoはダンス分野でも活動を広げており、7月13日にはアメリカ・サンディエゴにてダンスコンペティション「Body Rock Jr.」のU-18部門に振付師としてチームを率いて出場予定。これにより、彼女の国際的な活躍が今後さらに期待されています。
micoは次のようにコメントしています。「演出や振付に全力を注いで制作したこのミュージックビデオが公式上映されることに感謝しています。この機会を与えてくれた琴音さんや関わった全ての方々に、心から感謝の思いでいっぱいです。」
このプロジェクトには多くの才能が集結しており、その中でも特に注目すべきは、カメラマンのKazukiやカラーリストのTatsuki、ヘアメイクを担当したHina MaenoとMinoriです。さらに、制作に協力したNagoやプロデューサーのRieko Arakiもこのプロジェクトに深く関与しています。
琴音の『Heaven』は、音楽や映像が融合した新しい表現の形を示しており、映像制作の新たな可能性を切り開いています。今後も彼女とmicoの活躍から目が離せません。ぜひ、この機会に琴音の音楽とmicoのダンスを体験してみてください。