マキシム・ド・パリの美
2025-09-29 13:24:51

伝説の社交場マキシム・ド・パリの光を感じる田中保範の作品展

田中保範 作品展「C’est la vie, Maxim’s」



日本橋三越本店で開催される田中保範氏の作品展「C’est la vie, Maxim’s」は、2025年9月24日から10月7日までの期間、特に注目を集めています。この展覧会では、銀座の伝説的社交場「マキシム・ド・パリ」で培った一流の感性と技術が、キャンバス上で新たな表現に昇華される様子を楽しむことができます。

展覧会には新作を含む約30点の作品が並び、田中氏の独自の美意識やエスプリが光る優美な世界が表現されています。特に彼の作品「Maxim’s hommage 5 escalier en colimaçon」では、上から見た螺旋階段が描かれ、その精緻な技術に思わず息を呑むことでしょう。田中氏が過ごした昭和から平成の時代を背景にした作品も多く、当時の人々や文化への敬意が感じられます。

田中氏は1949年に生まれ、1973年にはマキシム・ド・パリに入社しました。1994年からは支配人、2004年からは常務取締役総支配人を務め、特に外食部門や菓子事業における彼の功績は多大なものがあります。彼のキャリアは単に料理の世界に留まらず、彼の卓越した色彩感覚とセンスは、次第に絵画へと向かいました。

展覧会は、日本橋三越本店本館6階のアートフレーム&ソリューションズにて行われます。特に注目の作家在廊日は9月24日、9月28日、10月4日と設定されており、来場者が直接会話を交わせる貴重なチャンスとなります。ただし、在廊予定は変更される場合があるため、訪問前に確認することをお勧めします。

田中氏自身、料理や文化を通じて多くの著名人と交流してきましたが、今回の作品展を通じてアーティストとして新たな挑戦に取り組む姿勢も魅力的です。「人生は続く、マキシムの輝きとともに」というテーマのもと、彼の作品にはパリのエスプリが全開。作品を通じて感じられる彼の情熱や歴史は、来場者にとって深い感動を与えることでしょう。

さらに、田中氏は54年間にわたり培った料理における色彩感覚を基に、絵画を描くことを始めました。その成果がこの展示に結実しているのです。彼の作品を鑑賞することで、食文化とアートの有機的な結びつきも感じられるでしょう。

また、展覧会の主催は株式会社アートプリントジャパンで、最新情報はインスタグラム(@apj_exhibitions)で随時更新されます。訪れる際は、ぜひ彼のアートを通じて、歴史と文化の深淵に触れてみてください。

日本橋三越で開催中の田中保範氏の「C’est la vie, Maxim’s」は、アートを愛する多くの人々に貴重な瞬間を提供することでしょう。ぜひ足を運び、彼の描く美の世界を体験してみてはいかがでしょうか。


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