神保町シアターは2026年2月28日より、日活のスター女優・和泉雅子の追悼特集を開始します。彼女は1947年に東京・銀座に生まれ、10歳から子役として活動を始め、後に「日活三人娘」として吉永小百合や松原智恵子と共に名を馳せました。この特集では、和泉の魅力を余すところなく堪能することができる、全8作品が上映されます。
和泉雅子は1960年代に青春映画の主演として一世を風靡し、特に『非行少女』における演技は国内外で高く評価されました。この作品は彼女の代表作とも言われており、彼女の女優としてのキャリアを物語る重要な一作です。また、1989年には日本人女性として初めて北極点に到達した冒険家としての一面も持ち合わせており、女優業と冒険を両立させた稀有な存在として記憶されています。
本特集では、和泉の多彩なフィルモグラフィの中から選ばれた作品群を通じて、彼女の純朴さや愛らしさを感じることができます。上映される作品には、『悪太郎』(1963)、『おゆきさん』(1966)、『私は泣かない』(1966)、そして青春映画の代名詞ともいえる『青春の海』(1966)などが含まれます。
和泉雅子が出演したこれらの映画は、今なお色褪せない名作ばかり。観客は彼女の演技力や表現力に触れることで、当時の日本映画の魅力を再認識できるでしょう。特に、彼女の透明感のある芝居は、今もなお多くのファンに愛され続けています。
特に『非行少女』はその社会的メッセージとともに、彼女の存在感が際立つ作品です。この映画では、和泉が演じる役柄が抱える葛藤や成長の過程が丁寧に描かれ、彼女の演技が引き立ちます。また、和泉のしなやかな表情や心の動きを捉えたシーンは、今見ても新鮮さを感じさせます。
特集上映は2026年3月13日まで続き、入場料金は一般1400円、シニア1200円、学生1000円とリーズナブルな設定です。さらに、2月28日より各回先着5名に特集ポスターのプレゼントもあるため、初日の来場者も楽しみ方が増えます。なお3月3日は設備点検のため休館となりますので、訪れる際は注意が必要です。
最良の映画作品とともに、和泉雅子の女優人生を振り返るこの機会をお見逃しなく。詳細な上映スケジュールや作品に関する情報は、神保町シアターの公式ホームページで確認できます。彼女の生涯を称える素晴らしい時間を、ぜひご堪能ください。