ゼニスの新作「クロノマスターリバイバル A3818」のカーボンモデルが登場

ゼニスが時計愛好家たちを惹きつける新作「クロノマスターリバイバル A3818 カバーガールカーボン」を発表しました。この新モデルは、デザインと機能性が見事に融合した作品として、時計界の注目を浴びています。

このコラボレーションは、ウォッチメディア『Revolution』との提携によって生まれました。これまでにスチール、チタンと異なる素材で展開されてきたシリーズの最新作は、軽量化されたカーボンコンポジットで作られたケースを採用し、快適な装着感を実現しています。新たに登場するモデルは、特に軽さが際立ち、従来のスチールモデルから大きく進化を遂げています。　

具体的には、従来のスチール製モデルが110.6g、チタン製モデルが78.3gであるのに対し、新作モデルはわずか60gという軽さを実現しています。これにより、手首にかかる負担も大幅に軽減され、長時間の着用にも快適な工夫が施されています。

新しいカーボン製の文字盤には、A3818の特徴である“シャークトゥース”目盛りやタキメーター、パルスメーターが備わっており、その美しいデザインは高い視認性を誇ります。暗い場所でも確実に時刻を確認できるなど、視認性に優れた仕様を追求しています。デザイン面でも、ダイナミックなブラックとホワイトのコントラストが強調され、モダンな印象を与えます。

また、裏面にはサファイアガラスを使用し、エル・プリメロ 400キャリバーを堪能できる美しい景観が広がっています。このエル・プリメロ 400は、1969年に誕生した高振動自動巻クロノグラフムーブメントで、毎時36,000振動を実現し、1/10秒の高精度を誇ります。50時間のパワーリザーブを兼ね備え、実用性も欠かしません。

新しいモデルは、150本限定のブラックカーボン文字盤にバトン型アワーマーカーを持つモデルと、その中でもさらに希少な10本限定のモデルの2種類があります。10本限定モデルには、特別に作られたカーボンコンポジットのラダーブレスレットが付属され、時計のデザインにさらなる高級感を加えています。どちらもゼニスの高い技術力と革新性を体現した魅力的な製品です。

価格面では、150本モデルが176万円（税込）、希少な10本限定モデルが401万5000円（税込）というプレミアムな設定となっています。これらのモデルは、ゼニスのブティックや取り扱い正規代理店での販売が予定されており、手に入れたい時計愛好家にとっては見逃せない製品です。

ウェイ・コー氏が語るように、このコラボレーションは単なる時計の販売にとどまらず、クラシックなスタイルと現代的なデザインの融合を目指し、品質と価値をコレクターに伝えることを目的としています。これからも革新的な製品の登場が期待されるゼニス。その新作「クロノマスターリバイバル A3818 カバーガールカーボン」は、特別な一品として多くの時計ファンに愛されることでしょう。