神社でジプシー・ジャズ
2025-09-17 14:15:22

六本木天祖神社で響くフランスの風、ジプシー・ジャズライブの魅力

六本木天祖神社で響くフランスの風、ジプシー・ジャズライブ



この秋、六本木天祖神社にて贅沢なひとときが楽しめる「ジプシー・ジャズ」の音楽ライブが開催されます。10月4日(土)の午後4時から、音楽家たちが神社の境内で心に染み入るメロディを奏でます。このイベントは、ギタリストの山本大暉さんによるもので、彼にとっては3回目となる大切なパフォーマンスです。

ジプシー・ジャズとは何か?


ジプシー・ジャズ(またはジャズ・マヌーシュ)は、バイオリン、ギター、ベースといった弦楽器だけで構成されたスウィング・ジャズの一形態。軽やかな音色の中に哀愁を秘めたバイオリンのメロディが特徴で、時折フランス映画のBGMとしても耳にします。この独特なスタイルは、ロマ民族の遊牧的な生活様式とスウィング・ジャズが融合して生まれたもので、時代を超えて受け継がれています。

伝説のギタリストに魅了されて


山本さんがこの音楽に強く惹かれたのは、中学生の頃のこと。偶然ネットで目にした伝説的ギタリスト、ジャンゴ・ラインハルトの演奏に衝撃を受けたと言います。「バイオリンが生み出すメランコリックなムードに心を奪われた」と話す山本さんは、その後も音楽の道を邁進しました。彼は、ジプシー・ジャズの第一人者であるラインハルトのスタイルを受け継ぎ、多彩な演奏方法を体得していきました。

脱サラして追い求めた音楽の道


音楽への情熱を胸に抱き続けた山本さんは、就職後も演奏活動を続けてきました。そしてある日、自身の演奏動画がSNSでバズを巻き起こし、海外からの公演オファーが次々と舞い込むようになったのです。最終的に脱サラし、今年の6月にはフランスの音楽祭に出演するまでに至りました。特に、2025年のFestival Django Reinhardtへの出演は彼の夢の一つであり、多くの人々からの拍手喝采を受けました。

神道を学んだ特異なギタリスト


山本さんのユニークな一面として、彼は大学時代に神道文化を学んでいました。六本木天祖神社の権禰宜・小野さんとは大学での先輩後輩の関係で、2023年に演奏の依頼があり、この場所でのライブが実現しました。この神社で、パリの風を感じさせるジプシー・ジャズを楽しむという贅沢なひとときを、ぜひ体験してほしいと思います。

ライブの詳細情報


ジプシー・ジャズライブの日時は2025年10月4日(土)午後4時から。場所は六本木天祖神社の境内で、入場は無料です。当日は、子供向けのぷち縁日や、地元飲食店によるフィッシュ&チップスのキッチンカーも出店予定で、家族そろって楽しめるイベントとなっています。

六本木天祖神社について


この神社は、南北朝時代の1384年に創建され、品川沖の伝説にちなんで名付けられた多くの信仰を集める場所です。神道の神々が祀られており、厄除けや交通安全のご利益があることで、多くの人々に愛されています。

会場の住所は、東京都港区六本木7丁目7−7。最寄り駅は東京メトロ日比谷線「六本木駅」、千代田線「乃木坂駅」から徒歩数分です。詳しい情報は公式サイトをご覧ください。

山本大暉さんのこれからの活動にもご注目ください。彼は音楽だけでなく、YouTubeチャンネルを通じて多くの人々に新たな音楽の魅力を届けることにも力を入れています。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

関連リンク

サードペディア百科事典: ジプシー・ジャズ 山本大暉 ジャンゴ・ラインハルト

トピックス(音楽)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。