静岡サウナ協議会が新たに始めた個人会員コミュニティ制度について
静岡市に拠点を置く静岡サウナ協議会は、サウナ愛好者と地域資源を連携させるための「個人会員コミュニティ制度」を創設しました。この新しい取り組みの名前は「静岡サウナコミュニティ『We SAUNA Shizuoka -静熱-』」です。これにより、サウナと地域のつながりを深め、静岡のサウナ文化を一層発展させることを目指しています。
静岡サウナ協議会の背景
2024年2月に設立された静岡サウナ協議会は、地域の資源である富士山やお茶などを最大限に生かし、独自のサウナ文化を形成しようとする活動を進めています。現在、約80団体の法人会員が登録されており、多様な会員が参加することで新しい可能性を追求しています。しかし、それだけでは地域の課題に取り組むには不十分と感じ、新たにサウナ愛好者を巻き込む仕組みが求められました。
新たなコミュニティ制度の詳細
「We SAUNA Shizuoka -静熱-」では、個人会員として様々な特典を受けることができます。会員種別は、月会費によって「静熱90℃」、「静熱100℃」、「静熱120℃」の3つが用意されています。各会員は、サウナ交流会や地域のイベント、文化プロジェクトに参加できるほか、限定のサウナグッズも手に入れることができます。
- 静熱90℃: 月会費500円
- 静熱100℃: 月会費1,000円
- 静熱120℃: 月会費3,000円
これらの会員の募集は、CAMPFIREコミュニティページを通じて行われ、2025年9月4日からスタートします。
支援の重要性と未来の展望
静岡サウナ協議会は、コミュニティから集まった資金を用いて、会員制度の運営基盤を整えるほか、サウナ文化を発展させるためのイベント開催費用などに充てる計画です。この取り組みにより、静岡県が日本一サウナ熱のある地域となることを目指しています。
参加者たちの期待
協議会の発起人である神田主税氏は「サウナは汗をかく場所を超えて、人々や地域をつなぐ場でもあります。多くの愛好者と共に静岡の温浴文化を未来に繋げたい」と語ります。また、アウフグースアドバイザーのスター諸星氏は「静岡には素晴らしいサウナがたくさんあります!コミュニティの皆さんとともにその魅力を発信していきたい」と続けます。さらに、絶景サウナ旅の著者である川邊実穂氏は、静岡の魅力を知ってもらうことの重要性を強調します。
結論
この新たな「静岡サウナコミュニティ『We SAUNA Shizuoka -静熱-』」が、静岡に住む人々や訪れる人々にとって、サウナを通じた新しい交流の場を提供し、地域の活性化につながることが期待されます。コミュニティの発展を通じて、静岡のサウナ文化が全国に及ぶことを願い、さらなる支持と参加を呼び掛けています。