福岡市民ホールが2025年9月19日(金曜日)に映画「コーダあいのうた」のインクルーシブ上映会を開催します。この上映会では、日本語吹替や音声ガイド、字幕、補聴システムなど、幅広い鑑賞サポートが提供されるため、障がいのある方々でも安心して映画を楽しむことができます。観覧にはPG12のため、12歳未満の方は保護者同伴での参加が必要です。
「コーダあいのうた」は、アメリカの豊かな自然を背景に描かれた感動の物語です。監督のシアン・ヘダーによるこの作品は、家族の中でただ一人耳が聞こえる少女、ルビーを中心に展開します。彼女は家族のために通訳としての役割を果たしつつ、歌うことへの夢を抱いています。ルビーは、新学期にクラスメイトのマイルズと同じ合唱クラブに参加し、自分の歌声が評価される瞬間を迎えます。しかし、両親はルビーの才能に気づかず、家業の漁業を優先しようとする人たちです。ルビーは自身の夢と家族の期待の間で葛藤します。
ルビーの成長と家族との絆を描くこの物語は、視覚や聴覚に障がいを持つ方々にも共感を呼ぶものがあります。そのため、特別な上映会が設定されたことは、多様性を尊重する社会を目指す上で非常に重要な意味を持ちます。
上映は全3回行われ、各回の開場時間は上映開始30分前です。
1回目は11:00、2回目は15:00、3回目は19:00からの予定です。
チケット料金は、障がい者手帳をお持ちの方は無料(介助者1名も無料)、一般が800円、高大生が500円、そして小中生が300円、さらに未就学児は無料です。ただし、3歳未満の方の入場は不可となります。チケットはライブポケットで購入可能です。
この上映会は株式会社福岡カルチャーベースが主催し、福岡市民ホールが指定管理者として運営しています。
もし、詳細を知りたい方やお問い合わせがある場合は、福岡市民ホールへ電話(092-734-5570、営業時間9:00~22:00)いただければと思います。
このイベントは、映画を通して人々が共に感じ、理解し、そして感動を分かち合うための貴重な機会です。ぜひ、家族や友人をお誘いの上、福岡市民ホールでの特別な上映会にご参加ください。心温まる物語と共に、皆様のご参加をお待ちしております。