高音質ライブ配信の新たな幕開け
株式会社Jストリームと株式会社コルグが共同で、新しい形のライブ配信サービス「Live Extreme」を発表しました。このサービスは、Dolby Atmos技術を活用し、これまでにない高音質の音響を実現します。
ライブ配信の可能性
「Live Extreme」は、最大4Kの映像解像度とともに、ロスレス・オーディオやハイレゾ・オーディオを利用可能とする、業界初の革新的なシステムです。特にDolby Atmosの導入により、視聴者に立体的で臨場感のある音響体験を提供し、音楽愛好者や映像ファンに新たな感動をもたらすことが期待されています。
オンラインセミナーの開催
7月17日には、Live Extremeに関するオンラインセミナーが開かれます。セミナーは、音楽や映像制作に関与するテクニカルな方々や、コンテンツ配信の新たなモデルに興味を持つ方々を対象としており、Dolby Atmosの最新トレンドや活用事例について紹介します。また、導入時の具体的な課題解決に向けた情報提供も行われる予定です。セミナーの参加は無料で、事前申し込みが必要です。
新しい収益モデルの提案
音楽や映像のコンテンツ配信はますます競争が激しくなることが予想されます。そのための新しい収益モデルやチャネルを模索している方々にとって、Dolby Atmosによる音響のクオリティは、大きな差別化要因となることでしょう。セミナーでは、こうした新たなビジネスの可能性についても議論される予定です。
Live Extremeの魅力
Live Extremeは、既存の映像配信サービスやCGNサービスと併用いただけるフレキシブルなシステムです。これまでのライブ配信やアーカイブコンテンツを簡単にDolby Atmosに対応させることができるため、既存の視聴者層をさらに引き込むことが可能になります。大規模なリアルタイム配信にも適しており、その応用の幅は広がります。
高解像度映像と最高音質の組み合わせは、まさに未来のエンターテインメントの形を示していると言えます。多様なプラットフォームにおける視聴体験の向上を求める観客にとって、これは待望の技術革新であることは間違いありません。
株式会社コルグとは
コルグは1963年に設立され、音楽器の開発において常にリーダーシップを発揮してきた企業です。同社のシンセサイザーや音響機器は、国内外のミュージシャンに幅広く利用されており、その高品質な製品によって多くのファンを獲得しています。
株式会社J-Streamのビジョン
J-Streamは1997年の設立以来、動画配信サービスを中心に事業を展開してきました。独自のCDN(コンテンツ配信ネットワーク)を活用した安定したサービスは、年間1,200社以上の企業によって利用されています。今後もエンターテインメント業界に新たな価値をもたらすため、さらなる発展が期待されます。
この新しいサービスが、見る人々に新たな体験を提供することを願っています。興味のある方は、この機会にぜひセミナーに参加し、Dolby Atmosの魅力に触れてみてください。