若手スターが躍るロッシーニ《セヴィリャの理髪師》が全国公開！

注目のオペラ！ロッシーニ《セヴィリャの理髪師》

世界最高峰のオペラとして知られるメトロポリタン・オペラ（MET）が、2024-25シーズンの最終作としてロッシーニの《セヴィリアの理髪師》を7月11日から1週間限定で上映します。この作品は、モーツァルトの《フィガロの結婚》の前日譚にあたる、恋とドタバタ喜劇に溢れた物語です。

ストーリーの魅力

本作では、高貴なアルマヴィーヴァ伯爵が町娘ロジーナに恋をし、理髪師フィガロと共に彼女の心を掴もうと奮闘する様子が描かれます。様々な変装を通じて紡がれるユーモラスな展開は、観客を笑いの渦に巻き込むことでしょう。さらに、バートレット・シャーによる演出は、観客との一体感を生み出し、観る者に強烈な印象を与えることで定評があります。

魅力的なキャスト

今回のMETデビューを飾るのは、ジャコモ・サグリパンティが指揮を執り、若手ロッシーニ・テノールのジャック・スワンソンがアルマヴィーヴァ伯爵役に挑みます。ロジーナには、スター・メゾソプラノのアイグル・アクメトチナが、そしてフィガロ役にはアンドレイ・ジリカウスキが扮します。これらの新進気鋭のアーティストたちが集結し、感動的かつ楽しさ満点のステージを届けることが期待されています。

本編の見どころ

事前に解禁された予告映像や歌唱シーンでは、ロジーナ役のアイグルが軽快に歌い上げるシーンや、伯爵とロジーナの密会を描いた楽しい映像が紹介されています。彼らの歌声と演技には、期待が高まるばかりです。また、フィガロと伯爵が巧妙な計略を巡らし、後見人のドン・バジリオと激しいやり取りを繰り広げる場面など、笑いに満ちた瞬間も多彩に盛り込まれています。

公演情報とあらすじ

本作は、7月11日から7月17日まで、東劇や新宿ピカデリーなど全国21館で上映されます。上映時間は約3時間22分で、1回の休憩が設けられています。物語の舞台は18世紀のスペイン・セヴィリア。ロジーナを後見人のバルトロから助けるために奔走する伯爵とフィガロの姿を通じて、時空を超えた感動をぜひ体感してください。

公式サイト

さらに詳しい情報は、公式サイト（https://www.shochiku.co.jp/met/program/6001/）をチェックしてください。一大スペクタクルを思わせる舞台と、ロッシーニの煌めく楽曲があなたをお待ちしています！

心躍るストーリーと一流の演技力が融合したロッシーニのオペラ、新たなシーズンにふさわしいこの作品をお見逃しなく！