ピノキオピー ASIA TOUR『COMET』レポート
2025年に向けて大きな一歩を踏み出したピノキオピーのアジアツアー『COMET』。その最終公演が香港で無事に終了し、各地のファンの心を掴みながら幕を下ろしました。今回は特に東京公演の模様を詳しくお伝えします。
ツアーの幕開け
4月19日の上海公演を皮切りに始まったこのツアー。各地を彗星のように駆け巡り、ピノキオピーを間近で体感できる貴重な機会となりました。東京公演は5月8日にZepp Hanedaで開催され、彼の独特な世界観が映し出されました。
オープニングでは、宇宙に向かうアイマイナの映像が上映され、観客はそのマジックに引き込まれた状態でピノキオピーの登場を待ちました。
「はじめまして、ピノキオピーです!」という挨拶の後、最初に披露されたのは『アルティメットセンパイ』。会場全体がスポンジのように音楽を吸収し、観客とアーティストの一体感が生まれました。
進化するパフォーマンス
続く曲『Aじゃないか』では、初音ミクと鏡音リンの掛け合うスピード感あふれるメロディが更に会場を熱くしました。その後の『ねぇねぇねぇ。』では、ピノキオピー自ら銅鑼を鳴らし、盛り上がりは最高潮。
中盤には、特に印象的だったのが新作MVをバックに披露された『アイマイナ』。ピノキオピー独特の憂いを含んだ選曲と映像美が相まって、観客を魅了する瞬間が創り出されました。さらにアドリブを交えた『どうしてちゃんのテーマ+』でも会場は笑顔に包まれました。
ライブのハイライト
中盤戦では、レーザー演出が特に印象的で、特に『デラシネ』でのその迫力に観客は圧倒。続いて、人気曲『アポカリプスなう』や『内臓ありますか』では、観客との掛け合いが繰り広げられ一体感が生まれました。
ライブ後半のメドレーも疾走感あふれる『超主人公』や初演の『こどものしくみ』など、ピノキオピーの進化を感じさせる内容でした。さらに『祭りだヘイカモン』では、ビーチボールを使った遊び心満載の演出が会場を盛り上げました。
エンディング曲『遊星まっしらけ』では、観客も一緒にその雰囲気を楽しみ、ピノキオピーも充実した表情を見せました。
アンコール
観客のアンコールに応え、再び登場したピノキオピーは新たな意気込みを語りました。「ここが折り返し。もっといろんな所に行くのでよろしく!」といった言葉が、これからの活動への期待を込めたものでした。
最後にピノキオピーの代表曲『すろぉもぉしょん』で締めくくり。全26曲が披露され、ライブは感謝の言葉とともに幕を閉じました。
ピノキオピーからは、「皆さんのおかげで素晴らしい時間が過ごせました。これからも新しい音楽を届けていきたい」とのコメントも寄せられ、彼の今後の活動に目が離せなくなりました。
まとめ
『COMET』はピノキオピーにとって新たな挑戦であり、各地のファンに多くの喜びを与えたツアーでした。彼の音楽を通じて、言語や文化を超えた絆が生まれていました。これからの彼の活躍に期待が高まります。