第10弾「THE事業承継その灯を消すな！」放送！人の想いを繋ぐ物語

第10弾「THE事業承継その灯を消すな！」放送！

2025年3月2日（日）午後4時から放送される「THE事業承継その灯を消すな！」は、事業承継に直面する企業のリアルな姿を浮き彫りにするヒューマンドキュメント番組の最新エピソードです。この回では、事業を守り、次の世代にバトンを渡すために奮闘する人々のストーリーが描かれます。

事業承継の実態

毎年数万件の企業が休廃業に追い込まれる中、どうすれば大切に育てた事業の「灯」を消さず、次の世代へ繋いでいけるのか。本番組では、事業を第三者に譲る選択をしたオーナーたちの思いや覚悟を、彼らのストーリーを通じて明らかにします。

アウトレット家具店オーナーの決断

福井にあるアウトレット家具店のオーナーは、老舗高級家具店での経験を経て、自らの店を持ち、今まで愛情を注いできました。80歳を超えた彼は身体には自信がありましたが、猛暑の影響で体力的な限界を感じ始めます。「本当は譲りたくない」という気持ちを抱えながらも、後継者への思いを新たにし、運命的な出会いが待っていました。彼の事業承継の決断は、業界における彼の愛情と情熱の象徴でもあります。

M&Aで新たな一歩を踏み出すCM制作会社

東京・港区に位置するCM制作会社の代表は、以前からの業界動向に危機感を持っていました。ファンドと出会った彼は、広告を中心に独創的な企業が集結することによって、新しい風を吹き込むことができるのではないかと考えます。数社のM&Aを通じて実現した新たなビジネスモデルは、業界の未来に期待を抱かせるものでした。

地域に根ざした歯科医院の志

東京・調布で1985年から愛され続けている歯科医院。障がい者への積極的な治療を行いながら、地域社会に寄り添ってきたこの医院も、院長の高齢化による継承問題に直面しています。しかし、その背後には次世代への温かい想いが秘められており、運命的な出会いを経て、大切な志を受け継ぐ向かっていく姿が描かれます。

出演者の思い

番組には児嶋一哉（アンジャッシュ）、朝日奈央、伊藤暢人が出演し、それぞれが取材したエピソードについてコメントしています。児嶋は「色々な所が一つになってすごいことが起こる予感がする」と語り、朝日奈央は新しい広告業界のM&Aについて「これから先がとても楽しみ」と期待を寄せています。

また、伊藤は「今回の試みが中小企業経営のあり方を変えるモデルになるかもしれない」と述べ、スタッフプロデューサーも「時代の先を行こうという挑戦」に力強さを感じていると強調しています。