ジェラルド・チャールズが目を引く新作「マエストロ2.0ウルトラシン・ラピスラズリ」を発表

ジェラルド・チャールズが新作発表

時計の名門ブランド、ジェラルド・チャールズが新作モデル「マエストロ2.0ウルトラシン・ラピスラズリ」を発表しました。この新モデルは、ブランドのコア・コレクションに新たに加わり、時計製造の伝統を一新する魅力を持っています。

「マエストロ2.0ウルトラシン・ラピスラズリ」は、伝説的なデザイナーであるジェラルド・チャールズ・ジェンタの感性が生かされた特別なモデルで、ドレスウォッチとスポーツウォッチの中間に位置付けられます。その特徴的なラピスラズリ柄の文字盤は、ジェンタ氏の個人的な好みを象徴するものとも言われています。

ラピスラズリの文字盤制作の難しさ

ラピスラズリが使用された文字盤の製作には、非常に高度な技術が求められます。1つの文字盤を作るためには、なんと平均で24時間もの時間がかかり、原石のカットから最終的な組み立てに至るまで、数多くの危険が伴う工程が続きます。その色を確認するには原石をカットしなければならず、工芸品としての美しさとともに、欠陥を見つけるリスクが常に存在します。最終的に50個の文字盤を生産するには、150枚以上のディスクが必要になるという厳しい過程を経ています。

美しさを引き立てるベゼルデザイン

この時計のベゼルには、ブルーのカラーミックスコーティングが施されており、2300年代のバロック様式からインスピレーションを受けた形状に仕上げられています。このデザインは、創設者であるジェラルド・チャールズ・ジェンタの最後の大作とも言われています。

セミプレシャスストーンの文字盤は、ポリッシュ仕上げのステンレススティール製のケースによっても際立っており、豊かなブルーが魅了します。加えて、ホワイトのスーパールミノバインデックスが夜間に輝きを放つことで、デザインにさらなる深みを与えています。

自動巻きムーブメントの魅力

「マエストロ2.0ウルトラシン・ラピスラズリ」は、スイス製マニュファクチュール2.0キャリバーを搭載しており、50時間のパワーリザーブを誇ります。ムーブメントには、伝統的な仕上げ技術を駆使した繊細な装飾が施され、そのサウンドや時計本体の性能にも満足度が高いです。また、ブランド創立25周年を記念したカスタマイズが施された振動ローターが搭載されています。