新作M-110発表
2025-07-17 16:56:27

オレッヒ&ワイスの新作タクティカルウォッチ『M-110』が登場!

スイスの伝説的な時計メーカー『Ollech&Wajs(オレッヒ&ワイス)』から、待望のタクティカルツールウォッチ『M-110』がリリースされました。1956年に設立されたオレッヒ&ワイスは、タフで高品質なミリタリーウォッチを製造することで知られています。

『M-110』はこのブランドの特徴を色濃く反映したモデルです。特に防水性と耐久性にこだわるこの時計は、299m防水と39.5mmのサイズを誇り、販売価格はヘンプ×レザーストラップ仕様で28万6000円、ステンレス製メッシュブレスレット仕様で31万9000円となっています。

オレッヒ&ワイスの歴史は長く、1964年には世界初の減圧ベゼル付き1000m防水のダイバーズウォッチ『Caribbean 1000』を生み出しました。この時計は高い評価を受け、レンジャーやパイロット、ダイバーなどのエキスパートたちに愛用され続けています。

1960年代後半、彼らの時計はアメリカ軍兵士の間でも人気を博しました。PX(軍専用店舗)でも販売され、極めて高い販売実績を誇りました。しかし、時代の流れとともにクォーツ時計の台頭により、オレッヒ&ワイスも厳しい状況に直面します。機械式時計へのこだわりを持ち続け、他の多くの製造業者が消える中でも、オレッヒ&ワイスは低空飛行を続けますが、1990年代後半からの機械式時計の再評価によって見事に復活を果たしました。

ブランドは、アルベルト・ワイスから新たにシャルル・ル・メネストにフィロソフィーを引き継がせ、新境地を切り開くことに成功。『M-110』は60年以上にわたるミリタリーとダイビングに関する専門知識を駆使したタクティカルウォッチで、方位マーカーや360度コンパスの刻印が施されています。アメリカ陸軍レンジャー・ハンドブックにも記載されているように時計を使った方向確認も可能です。

さらに、無通信期間マーカーとしての機能も備わっており、グレーベースの文字盤に設置されています。316Lステンレス製のケースも再評価され、1964年のモデルと同様のスキンダイバー風貌で仕上げられています。ムーブメントには、オレッヒ&ワイスが独自にモディファイを加えた『Soprod Cal.P092』自動巻きが搭載され、その堅牢さと性能へのこだわりが感じられます。

M-110ASモデルには、スイス陸軍のミルスペックに適合した二重織りのヘンプストラップが付属し、裏地には手縫いの高級イタリアレザーを使用。耐久性と快適性を兼ね備えたデザインとなっており、軍用製品に相応しい強靭さがあります。一方、M-110Mモデルは、ステンレス製メッシュブレスレットを備え、サイズ調整機能も付いており、より精悍な印象を与えます。

2025年8月からは、Ollech&Wajs M-110M(メタルメッシュブレスレット)とM-110AS(ヘンプキャンバス×レザーストラップ)の販売が始まり、歴史あるブランドの新たな展開が期待されています。オレッヒ&ワイスの哲学と最新の技術が融合したM-110は、21世紀の新たな伝説の始まりとなるでしょう。詳細情報は公式サイトにて確認できます。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

関連リンク

サードペディア百科事典: タクティカルウォッチ オレッヒ&ワイス M-110

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。