新たなエコバッグでエンタメ業界に革新を
ゲームセンター業界にも環境意識の高まりが見られる中、株式会社東洋が運営するクレーンゲームのテーマパーク「エブリデイ」が斬新な取り組みを発表しました。それは2019年に制定された「プラスチック資源循環促進法」を受けて、新たに導入されるオリジナルエコバッグ「オリジナルキャリーバッグ」です。
エコバッグ導入の背景
近年、小売業界ではレジ袋の有料化が進んでいます。一方で、ゲームセンター業界では景品を持ち帰る際に無料のビニール袋が提供され続けている現状があります。約200万人もの来場者を抱える「エブリデイ」では、膨大な量のビニール袋が使用されており、これが環境に与える影響は見逃せません。そんな課題意識のもと、ジャンルを超えた環境保護へのアプローチが求められています。
東洋の革新的施策
この状況に対し、東洋はエコとエンタメの両立を目指して取り組みを開始します。具体的には以下の内容です。
- - 景品名: オリジナルキャリーバッグ
- - 開始日: 2025年7月4日から全店に展開予定
- - 配布方法: クレーンゲーム機での景品化、店舗内ポイント交換所「もってき屋」での交換
- - 製品仕様: Lサイズの耐久性が高い素材、繰り返し使用可能、エブリデイオリジナルデザイン
このエコバッグは遊び心をもったデザインだけでなく、持ち運びやすさにも配慮されています。また、環境に優しいパッケージでの提供も予定されています。
SDGsへの貢献度
特筆すべきは、東洋の取り組みが「12.つくる責任 つかう責任」や「13.気候変動に具体的な対策を」といったSDGsの目標に寄与するものとなっている点です。また、エンタメを通じた新たな顧客体験を創出することで、自然に環境保護の意識を高めることが期待されています。エコバッグを手にした顧客減少は、実際の行動変容に繋がることでしょう。
社会的なインパクト
この取り組みによって、毎年約200万人分のビニール袋の使用削減を実現する可能性が高いとされています。さらに、このモデルは他のアミューズメント施設や異業種へも広がりを見せることを目指しています。環境保護の流れを受け、様々な業界でこの考え方が普及すれば、より大きな社会的インパクトを生むことでしょう。
会社概要
株式会社東洋は、埼玉県桶川市に本社を置く企業で、クレーンゲームのテーマパークを運営しています。今後も笑顔を創造する企業理念に基づき、革新的な取り組みを進めていく姿勢を貫くことが期待されます。
- - 本社住所: 埼玉県桶川市西2丁目9−36, マメトラショッピングパーク 2階
- - 電話番号: 048-593-2525
このエコバッグの導入を機に、ゲームセンターという娯楽の場がどのように環境保護に貢献するのか、今後の動向に注目が集まります。環境とエンタメの良好な関係が築かれることを期待しましょう。