国内最大のアップサイクルデザインコンテスト『Reclothes Cup 2025』
ブックオフコーポレーションによる、国内最大規模のアップサイクルデザインコンテスト『Reclothes Cup 2025』の最終審査会が2025年10月13日(月・祝)に福岡国際会議場の多目的ホールで開催されることが決定しました。今年は過去最多となる612作品がエントリーし、「デザイン部門」からは551作品、「販売部門」から61作品が集まり、その中から選抜された57作品が最終審査に挑みます。
審査会当日は、13時からスタートし、特別審査員として世界的に有名なデザイナー、田中大資氏も参加します。最終審査会はファッションショー形式で行われ、デザイン部門の最優秀作品が選出される様子はYouTubeの「BOOKOFF公式チャンネル」でライブ配信される予定です。視聴者は15時からの配信にアクセスでき、リアルタイムで審査の進行を楽しむことができます。
審査会の詳細とスケジュール
コンテストの最終審査会は、次のようなタイムスケジュールで行われます。
- - 13:00 - 14:40: 開会及び審査員トークショー
- - 15:00 - 15:40: ファッションショー(デザイン部門)
- - 16:00 - 16:15: ファッションショー(販売部門)
- - 16:45 - 17:30: 授賞式及び閉会
会場は福岡県博多区にあり、入場は無料です。ファッションファンやデザイン志向の方々にとって、見逃せないイベントとなるでしょう。
Reclothes Cupとは
『Reclothes Cup』は、古着を素材にして新しいファッションアイテムを生み出し、独創的なアイデアでアップサイクルを促進するコンテストです。初開催から5年目を迎え、国内最大のアップサイクルデザインコンテストとして位置づけられるようになりました。例えば、昨年のコンテストでは489作品がエントリーされるなど、参加者の熱意がうかがえます。
今年の各部門のグランプリ受賞者には、デザイン部門であれば30万円の賞金と雑誌『装苑』への作品掲載、販売部門では10万円の賞金と、2026年の「NEW ENERGY TOKYO」への商品出展権が贈られます。
審査員の紹介
「Reclothes Cup」の審査委員長には児島幹規氏が就任し、他にもスタイリストの相澤樹氏など、インパクトのある審査員が揃います。また、特別審査員の田中大資氏は、自身のブランドを通じてロマンチックで幻想的なコレクションを展開しており、その独自の視点が審査に新たな深みを与えることでしょう。
起源と意義
ブックオフは「モノの寿命を延ばす」ことを企業の根幹としており、年間1,000万着以上の服を扱っています。この取り組みを通じて、アップサイクルデザインコンテストを開催する意義は、ただのファッションイベントにとどまらず、サステナブルな社会の実現に向けた重要なステップです。
『Reclothes Cup』を通じて、次世代のデザイナーたちが輩出され、ファッション業界の新たな風を吹き込むことが期待されています。
さあ、2025年10月13日の最終審査会で、どのような独創的な作品が生まれるのか、楽しみです!