バンクーバーのファッション
2025-11-20 15:03:22

バンクーバーで開催されたS/S'26ファッションウィークの魅力と参加ブランドの紹介

多様性とクラフトマンシップが交差する



カナダのバンクーバーで開催された「Vancouver Fashion Week S/S’26」は、2025年10月15日から19日までの5日間にわたり、最新のファッションコレクションを披露しました。これまで20カ国以上のデザイナーが参加し、特に今年は「多様性」、「クラフトマンシップ」、「サステナビリティ」をテーマにして、現代のファッションに新しい視点を追加しました。

Vancouver Fashion Week

日本の8ブランドが集結



特に注目すべきは、日本から参加した8つのブランドです。それぞれが伝統的な技術や素材を使いながら、現代的なデザインに再構築したユニークな作品を展示しました。ここでは、各ブランドの特徴とその魅力を紹介します。

1. ANAHATAU(アナハタウ)
インド文化にインスパイアされたこのブランドは、“身体とハートがくつろぐ”デザインを中心に持ち、環境に優しい製造方法を用いています。古布サリーを重ねたデザインでは、刺繍や生地の質感を活かし、触覚的なデザインを提案しました。
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2. NITENMON(ニテンモン)
25年間の舞台衣装デザインの経験を持つSonoko Takedaが手がけるブランドで、ヴィンテージの絹を再構築したデザインを展開しています。古の職人技と現代的なセンスの融合により、生地の記憶を感じさせるコレクションが話題に。
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3. remake by FLAKE(リメイク バイ フレーク)
環境学部出身の松下カルマが手がけるこのブランドは、日本各地のヴィンテージ素材を使用。古い伝統を尊重しつつ、モダンなデザインに仕上げた作品が評価されています。
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4. Beshow by gentil(ビショウ バイ ジャンティ)
着物のリメイクブランドで、幼少期からの経験を活かしつつ、日常に取り入れやすいデザインを展開しています。
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5. Empromo(エンプロモ)
伝統工芸を現代に継承することをテーマに、さまざまな素材を組み合わせたコレクションを発表しました。
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6. Valley’s Lily(ヴァリーズリリー)
着物に新しい命を与えるためのリメイクデザインが特徴。このブランドは自己表現を重視し、多様なスタイルを提案しています。
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7. Dr.Y&K(ドクターワイアンドケイ)
歯科医によるユニセックスコレクションは、シンプルかつ丈夫なデザインで、日常に取り入れやすい服を提案しました。
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8. Remake Innovation Project (R.I.P)(リメイク イノベーション プロジェクト)
廃棄予定の衣料品に新たな価値を見出し、独自のアプローチを持つ寺尾美雪が手掛けるブランドです。
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国際的な舞台での発信



「Vancouver Fashion Week」は2001年から始まり、さまざまな文化や背景を持つデザイナーにプラットフォームを提供してきました。今年も多様性を重んじ、新進デザイナーたちが集まったこのイベントは、未来のファッションを形作る重要な場となっています。国際的なファッションシーンでの認知度を高めるべく、Vancouver Fashion Weekは参加者の可能性を広げています。

このイベントを通じて、ファッションの未来は確実に多様性を受け入れ、よりサステナブルなアプローチが取られることを期待しています。


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