シネマ歌舞伎『源氏物語 六条御息所の巻』公開記念
2023年9月26日、シネマ歌舞伎新作『源氏物語 六条御息所の巻』の公開が決まりました。この作品は、伝統ある歌舞伎を映画館で楽しむ新たな方法を提供するもので、多くのファンから注目を集めています。さらに、これに合わせて岩波ジュニア新書『源氏物語入門』が期間限定で特別帯を付けて販売されることが発表されました。
特別帯付き『源氏物語入門』の魅力
この特別帯は、シネマ歌舞伎の美麗なビジュアルと舞台写真を使用しており、目を引くデザインになっています。『源氏物語入門』は、高木和子著によるもので、日本の文学の名作『源氏物語』の魅力を解説した一冊です。物語の展開を追いながら、原文の美しさにも触れることができるため、『源氏物語』を初めて読もうと考えている人やファンにとっても楽しめる内容となっています。この機会に、千年も愛されてきた物語の魅力を再発見してみてはいかがでしょうか。
特別帯付きの書籍は、2023年9月下旬から全国の書店で販売される予定で、定価は本体960円(税抜き)です。古典文学を身近に感じる良い機会となるでしょう。また、映画館での視覚体験と共に、書籍を手に取って古典の深い世界に触れてみるのも素晴らしい体験です。
シネマ歌舞伎『源氏物語 六条御息所の巻』の基本情報
この新作では、平安時代の背景を持ち、光源氏との恋愛模様を描きます。物の怪や生霊の影響で苦しむ葵の上を巡る物語は、流れるような人間ドラマが展開されます。特に、光源氏と六条御息所の関係性や、女性の嫉妬が描かれることで、観る者の心を掴む要素が満載です。
上映時間は87分で、一般料金は2200円(税込)となっています。特別興行のため、各種割引は適用されないので注意が必要です。事前に映画館の情報を確認してから訪れると良いでしょう。
プロモーションと公演の詳細
作品の公式HPや予告編も公開されており、ファン必見の内容となっています。出演者には坂東玉三郎、市川染五郎、中村時蔵など豪華な顔ぶれが揃い、舞台と映画のコラボに期待が高まります。特に、光源氏役の坂東玉三郎の演技には注目したいところです。
2024年10月には歌舞伎座での上演が予定されており、映像作品としての魅力もあれば、実際の舞台観劇も楽しめる、一粒で二度おいしい体験となります。
今からその日を心待ちにして、ぜひこの機会を逃さず、シネマ歌舞伎と『源氏物語入門』を堪能してみてください。