ジャンカラ、ついに200店舗オープン
西日本のカラオケ業界で最大の影響力を持つ「ジャンカラ」が、2023年10月に福岡天神に新店舗をグランドオープンし、運営中の店舗数が200を超えました。この達成は、単なる数字にとどまらず、長い歴史と挑戦の証でもあります。
1990年からの挑戦
1990年に創業したジャンカラは、初めて京都でカラオケ業務を開始し、その後関西一円を中心に展開してきました。名古屋や九州などの主要都市にも進出し、カラオケを身近な文化として育むことに成功してきました。しかし、2020年のコロナ禍において、全店舗の休業を余儀なくされ、業界全体が大きな影響を受けました。
DXによる再生と成長
それでも、ジャンカラは諦めませんでした。デジタルトランスフォーメーション(DX)を積極的に取り入れ、無人受付精算機や便利な公式アプリ「すぐカラ」を導入することで、業務の効率化を図りました。この新たなサービスによって、徐々に売上は回復し、過去最高業績を達成しました。顧客体験の質を向上させることにもつながり、新たな顧客を引き寄せる要因となったのです。
特別なカラオケ体験
ジャンカラでは、ユニークなテーマのカラオケルームの提供に力を入れ、新しいエンターテインメント空間「BAL UTAO」や「ジャンカラ横丁」といった新業態も展開しています。これにより、ただのカラオケではなく、より多様な楽しさを提供しています。200店舗達成は、これまでの努力と進化の象徴であり、今後の発展が期待されます。
「すぐカラ」アプリの機能
特に注目すべきは、スマホアプリ「すぐカラ」です。このアプリでは、予約から受付、飲食オーダー、精算までのすべてがスマホひとつで完結します。入室と同時に歌い始めることができる「事前楽曲予約」や、ドリンクがすぐに届けられる「0秒乾杯」、待たずに帰れる「0秒決済」といった機能が用意されており、利用者は快適なカラオケ体験を楽しむことができます。さらに、アプリ内に蓄積されるビッグデータを基に、今後も新たなサービスを追加していく予定です。
株式会社TOAIについて
ジャンカラを運営する株式会社TOAIは、昭和61年に設立され、西日本最大規模のカラオケチェーンを中心に様々なエンターテインメント事業を展開しています。カラオケ事業で培ったノウハウを生かし、オンラインカラオケアプリや女性専用フィットネス、バーチャルレストランなど、多くのサービスを提供しています。自由な発想で新規事業に挑戦を続ける姿勢が、高い評価を得ている一因です。
今後もジャンカラは、全てのお客様に感動的なエクスペリエンスを提供すべく進化を続けていくことでしょう。