新たなショッピング体験の提供
青山商事株式会社は、2023年10月1日(水)から全国の「洋服の青山」において、ネットとリアルを融合させた独自のシステム『デジラボ』を導入し、全675店舗でのサービス提供を開始しました。これにより、便利で豊かなショッピング体験を全国のお客様にお届けできる体制が整いました。
デジタルとリアルの融合
消費者の購買行動はこの数年で急速にデジタル化が進んでいます。多くの人々が自分に最適な体験を求めて、オンラインとオフラインを行き来するようになりました。そうした変化を受け、「洋服の青山」では中期経営計画において「OMO推進」「DX推進」を掲げ、接客体制のさらなる強化を進めています。
『デジラボ』は、店舗内に設けられたタッチパネル式の大型サイネージやタブレット端末を通じて、全国の店舗と連携し、1,000万点以上の商品からユーザーが自分の好みの商品を選べるシステムです。これにより、リアル店舗の接客サービスを受けながら、豊富な品ぞろえから選び、実際の商品に触れて確認することが可能になります。
スムーズなオンライン体験に向けて
『デジラボ』を利用することで、初めての方でも購入のハードルが低くなり、リアル店舗での体験がネットショッピングへの抵抗感を減少させ、公式オンラインストアの利用促進にも繋がります。特に、少人数での接客が可能な環境は、よりパーソナルな体験を提供できるでしょう。
店舗在庫の最適化
新たに『デジラボ』を導入した店舗では、スーツのサイズ別の在庫を必要とせず、限られたスペースを有効活用することで多様な商品を陳列できます。特に都市部の狭小店舗では、このシステムによって大幅に売場が改善されました。
また、スーツ売場の一部を縮小し、オーダースーツやビジネスカジュアル商品、レディース商品などの新たなコーナーを設け、顧客ニーズに応じた魅力的な売場へと進化しています。
人気商品のランキング機能
『デジラボ』では、商品検索機能に加え、全国で人気のある商品をランキング形式で表示。これにより、売上ランキングに基づいた商品選びができるため、購入前の参考にもなり、スムーズなセルフショッピングを楽しめます。
まとめ
「洋服の青山」における『デジラボ』の導入は、消費者に対し新しいショッピング体験を提供することを目指しています。今後もこのシステムを通じて、より豊かなサービスを展開し、顧客に寄り添った体験を実現していくことでしょう。これにより、ますます多様化するお客様のニーズに応えられる体制を整えています。