BAPE®とファン・ゴッホ美術館のコラボレーションで誕生した芸術的コレクション

東京発のストリートファッションブランド、A BATHING APE®︎（アベイシングエイプ®︎、通称BAPE®）は、オランダ・アムステルダムにあるファン・ゴッホ美術館（Van Gogh Museum）との新たなコラボレーションを発表しました。このコレクションは、著名な画家フィンセント・ファン・ゴッホ（Vincent van Gogh）の作品や人生の物語をテーマにした限定アイテムです。

BAPE®は1993年に設立されて以来、革新的なデザインとシンプルながらも特徴的なスタイルで、ストリートファッション界を牽引してきました。その影響力は多大で、今回のコラボはBAPE®の挑戦し続ける姿勢にファン・ゴッホの芸術が重なり合っています。ファン・ゴッホは生涯にわたり自己を改革し続け、彼の作品にはその精神が色濃く反映されています。

コレクションには、ファン・ゴッホの有名な作品である『灰色のフェルト帽の自画像』や『ひまわり』、さらには彼の友人であったテオへの書簡からインスパイアを受けたアイテムが揃っています。特に、コレクションの背面には「我々は、これからも努力を続け、より良い結果を出すよう努めなければならない」という彼の言葉があり、BAPE®の32年以上にわたる挑戦の歴史との繋がりが感じられます。

本コレクションでは、TシャツやロングスリーブTシャツ、クルーネックスウェット、SHARK FULL ZIP HOODIEなどのアイテムが展開されます。Tシャツは、「APE HEAD」をキャンバスに使い、6つの作品を時系列で表現。ホワイトのワンカラーで仕立てられ、全てのアイテムには特別なボックスに収められます。

特に注目すべきは、COLLEGE TEEで、ここには「VAN GOGH」と「BAPE®」のカタカナデザインのカレッジロゴが施されています。さらに、『ひまわり』や『花咲くアーモンド』から生まれたカモフラージュ柄「OIL PAINTING CAMO」が特徴的です。背中にファン・ゴッホの書簡の一部がプリントされ、このアイテムの独自性を高めています。

また、BABY MILO® TEEでは、BABY MILO®が『ひまわり』を再解釈したグラフィックも展開され、様々なスタイルが楽しめるようになっています。クルーネックスウェットもCOLLEGE TEEと同様のデザインが採用されており、ロングスリーブTシャツは、フロントに筆致を思わせるデザインが施されています。

SHARK FULL ZIP HOODIEは特に目を引く存在感を放ち、作品の美しさとBAPE®のクリエイティブが融合しています。アートとストリートスタイルという異なるジャンルを見事に繋ぎ、両者の特徴を生かしたアイテムが豊富に揃っています。これら全てのアイテムには、このコラボレーションを記念するロゴやネームタグも付属しています。

コレクションは2025年5月31日（土）に、A BATHING APE®︎の公式店舗及びBAPE.COM WEB STOREで発売予定です。価格帯はTシャツが税込14,300円から始まり、SHARK FULL ZIP HOODIEが税込49,500円、COLLEGE TEEが税込12,100円、さらにBABY MILO® TEEはMENSが税込13,200円、KIDSは特定の店舗限定で8,800円となっています。

また、ファン・ゴッホ美術館は彼の作品を中心にした世界最大のコレクションを保持しており、200点以上の絵画や約500点の素描、700通以上の書簡があります。本美術館は、ファン・ゴッホの流儀と理念を現代にも受け継ぐ存在として、多くの人々に彼の芸術を伝える重要な役割を果たしています。BAPE®とのコラボレーションは、その影響力をさらに広げるきっかけとなるでしょう。