アニメ「遊☆戯☆王」シリーズ、25周年記念イベントの魅力と感動をレポート

アニメ「遊☆戯☆王」シリーズ 25th Duelist Live Kingdom イベントレポート

2023年7月12日、アニメ「遊☆戯☆王」シリーズの25周年を祝うために開催された特別イベント「25th Duelist Live Kingdom」が、TACHIKAWA STAGE GARDENで行われました。今回のイベントでは、歴代のオープニングやエンディングテーマを歌う豪華なアーティスト陣が集結し、さらにアニメ『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』のキャストたちも登場。25年間の歴史を振り返りつつ、その魅力を存分に楽しめる一日となりました。ここでは、昼の部の模様をお伝えします。

開演前の期待感

イベントの始まりは、『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』のキャラクター、城之内克也（CV：高橋広樹）と海馬瀬人（CV：津田健次郎）のナレーションで幕を開けました。この演出は、観客との掛け合いもあり、ライブへの期待感を一層高めました。

スタート地点として、アニメの名シーンを振り返る映像が流れ、懐かしさのあまり歓声が上がりました。最初に披露された曲は「限界バトル」。現在放送中の『遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX 20th Remaster』でもおなじみの楽曲で、全出演アーティストの熱いパフォーマンスに会場は盛り上がりを見せました。

パフォーマンスの数々

その後、遠藤正明さんが「BELIEVE IN NEXUS」と「Clear Mind」という２曲を続けて歌い上げ、疾走感あふれるステージを繰り広げました。それに続いて、七瀬彩夏さんが「サヨナラにはならない」と「マスターピース」を披露し、悠久の時を超えて愛される曲を観客に届けました。

次に登場したcinema staffは、自身の曲「切り札」を披露しました。この曲は『遊☆戯☆王ARC-V』のオープニングテーマであり、メッセージ性の強い歌詞に聴き入りました。

ライブ前半の締めくくりは、奥井雅美さんでした。彼女が歌った「Shuffle」や「あの日の午後」は、『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』のファンにとってたまらない名曲です。会場は感慨深い雰囲気に包まれました。

キャストとのトークタイム

その後は、キャスト陣によるトークコーナーも設けられました。風間俊介さん、津田健次郎さん、高橋広樹さんなどが登場し、25周年を迎えたことへの想いやライブの感想を語り合いました。各キャラクターの初登場回を振り返る映像では、貴重な演技が流れ、会場には笑い声が絶えませんでした。

後半の熱気

続いてvistlipのパフォーマンスが続き、『遊☆戯☆王5D’s』の「-OZONE-」と『遊☆戯☆王ZEXAL』の「アーティスト」が披露され、会場の熱気はさらに高まりました。

その後、高取ヒデアキさんが「折れないハート」を力強く歌い上げ、小休止後は佐伯ユウスケさんが「ナナナナナナナ」「One Way」を披露しました。新たな展開への期待感を高める軽快なメロディが観客を惹きつけました。最後にはKIMERUさんが「go Forward」を歌い、ライブ全体の集大成とも言うべき圧巻の表現を見せました。