舞台開幕レポート
2025-04-17 17:26:43

舞台『リンス・リピート』がついに開幕!感情深い家族の物語

舞台『リンス・リピート』がついに初日



本日、紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAで舞台『リンス・リピート ―そして、再び繰り返す―』が開幕しました!この作品は2019年にオフ・ブロードウェイで話題となった作品の日本初演で、家族の葛藤や再生を描く感動の物語です。

迫真の演技が紡ぎ出す家族の物語



今回の舞台では、寺島しのぶ、吉柳咲良、松尾貴史、富本惣昭、名越志保といった実力派俳優が集結。それぞれの役柄が持つ複雑な感情を繊細に演じ切り、観客に深い共感を呼び起こしています。特に、母ジョーン役の寺島しのぶが演じるキャラクターは、強さと優しさを持ち合わせた存在であり、摂食障害に苦しむ娘・レイチェルとの関係性において共感を得るポイントです。

レイチェル役の吉柳咲良は、家庭に戻るものの母との断絶を感じ、次第に家族が自分を追い込んでいるのではないかと葛藤します。その姿に、多くの観客が自身を重ね、その心情に寄り添っていることでしょう。

食事をテーマにした深いメッセージ



舞台は、食事がキーワードの一つとなっており、全ての食事シーンで本物の食材が使用されています。このリアルな演出は、観客により深い没入感を提供し、登場人物たちの日常を身近に感じられるようにしています。また、時折見せる家族同士の何気ない会話が、作品全体を通して一層のリアリティを生み出しています。

感情の交錯を描く



稲葉賀恵演出によるこの舞台は、単なる家族の物語に留まらず、愛情とエゴが交錯する深い人間関係を探求しています。登場人物たちの複雑な心情が、観客の心に響く形で描かれています。特に、父ピーター役の松尾貴史や息子ブロディ役の富本惣昭も、家族が抱える問題をさまざまな視点から表現し、心の中の葛藤をリアルに伝えています。

名越志保が務めるセラピスト・ブレンダ役は、家族の真実を突きつける重要な役割を担っています。彼女の冷静な視点が、観客を物語へと引き込み、より深く感情移入を促す効果を生んでいます。

未来を見据えた希望のメッセージ



現代のアメリカで生まれた戯曲でありながらも、日本の観客に強いメッセージを伝える内容になっている本作。家族の希望に満ちた姿は、観客に勇気を与え、これからの生活を見つめ直すきっかけを提供してくれることでしょう。

公演は2025年5月6日まで続き、その後京都での上演も予定されています。チケットは現在好評販売中で、ぜひこの心揺さぶる家族の物語を劇場で体感してください。

チケット情報


  • - 全席指定: 8,800円
  • - U-25: 6,000円 (対象者のみ)

詳細なチケット情報や公演スケジュールは、公式サイトをご確認ください。家族の絆や苦悩を感じられるそんな作品が待っています。お見逃しなく!


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