日本フレスコボール代表、ブラジル選手権2025に挑戦
日本フレスコボール協会(JFBA)は、2025年6月7日から8日まで、ブラジルのリオデジャネイロで行われる『ブラジル選手権2025〈CIRCUITO CARIOCA DE FRESCOBOL - Ipanema〉』の日本代表派遣を公式に発表しました。これにより、日本のフレスコボール界は新たな挑戦に向けて動き出しました。
フレスコボールは、ブラジル・リオデジャネイロが発祥の地とされています。そのため、フレスコボール選手たちにとって、ブラジルでの大会は特別な意味を持ちます。日本代表がこの夏に目指す舞台は、フレスコボールの歴史の中で重要な役割を果たしています。2023年12月に行われた『フレスコボールブラジル選手権2023』以降、日本は再び誇りをかけた挑戦に立ち向かいます。
今回、ブラジル選手権に派遣されるのは、JFBAの公式年間ツアー『FRESCOBALL JAPAN TOUR 2024』で優秀な成績を収めた6組、計10名の選手たちです。男子ペアでは、五十嵐恭雄&赤塚康太組(男子1位)、外山祐次&松浦孝宣組(男子3位)が選ばれました。女子ペアを代表するのは、宮山有紀&風味千賀子組(女子1位)、大和地未沙子&山口桃子組(女子2位)、落合真彩&岡本千聖組(女子3位)です。また、五十嵐恭雄と宮山有紀のミックスペアも期待されています。
フレスコボールは、ただの競技ではなく、コミュニケーションデザインスポーツとも称される新しい形のスポーツです。選手同士が協力し、相手を思いやりながらラリーを続けるスタイルが魅力であり、双方の信頼関係が試される場でもあります。このような精神は、日々の練習や試合で培われた貴重な経験から生まれます。そして、選手たちの活躍によって、フレスコボールのさらなる普及が期待されています。
日本でのフレスコボールの普及は、2013年にJFBAが設立されてから加速しました。現在、全国に27の地域クラブと5つの学生団体が活動しており、フレスコボールを通じた地域コミュニティの形成が進んでいます。選手たちの努力は実を結び、2024年9月にポルトガルで行われた国際大会では、全ペアが入賞し、ワールドレコードも新たに設定されました。
しかし、ブラジルのトップ選手との対戦は、選手たちにとって大きな挑戦です。強力なライバルと戦う中で、果たして日本代表はどのような成果を残すのか、期待が膨らみます。選手たちの心意気は、日々の練習に込められており、勝利へ向けた明確な目標が存在します。
最近、JFBAはスポーツサプリメントブランド「DNS」と協力し、日本代表選手たちをサポートするプロジェクトも開始しました。このプロジェクトを通じて、選手たちは自らの成長と活躍のための強力な支援を得られることになりました。オールジャパンで選手たちを支え合い、その結果を楽しみにしています。
大会概要
- - 名称: ブラジル選手権2025〈CIRCUITO CARIOCA DE FRESCOBOL 2° Etapa - Ipanema〉
- - 日時: 2025年6月7日(土) - 8日(日)
- - 場所: ブラジル・リオデジャネイロ・イパネマビーチ
- - 主催者: Federação de Frescobol do Rio de Janeiro(FEFERJ)
- - 派遣主管: 一般社団法人日本フレスコボール協会(JFBA)
フレスコボールを通じて、選手たちの挑戦をぜひ応援してください。彼らの成績は、ただの数字ではなく、彼らの成長と進化の証です。ブラジルという舞台での新たな歴史が刻まれる瞬間を、一緒に見届けましょう。