次世代のアニメ制作を担うプロジェクト「アニメDAO」が、初のショートアニメ企画に向けて声優オーディションを開催します。このプロジェクトは、株式会社Relicが手がけるもので、NTTドコモの技術「MetaMe」を活用した新たなメタコミュニケーションサービスの一環として展開されています。
「アニメDAO」のコンセプトは、ファンがただ観るだけでなく、創作にも関与できる新しいスタイルのアニメ制作です。これにより、ファンはクラウドファンディングを通じてプロジェクトに参加し、投票や配信、NFTの仕組みを利用して、実際の制作過程に影響を与えることができます。
今回の第一弾となるショートアニメでは、主人公『リリカ』の声を担当する声優をオーディションで決定します。このオーディションでは、候補者として選ばれたVTuber4名と、もう1名の声優が立候補することになります。投票は11月28日から12月25日まで行われ、「アニメDAO」支援NFTを持つメンバーによって選出されます。投票方法や最新の情報については、公式Discordで随時発信される予定です。
「アニメDAO」の魅力とは
「アニメDAO」は、視聴者が受動的な立場から主体的な参加者になることを目指しています。ファンは制作チームと協力し、直接的な意見を反映させることが可能です。すでに行われたクラウドファンディングでは、110人の支援者から156%の達成率を記録し、成功裏にスタートを切りました。今後は完成したアニメがdアニメストアで配信されることが予定されています。
特に注目すべきは、国内人気NFTプロジェクト「NEO TOKYO PUNKS」の知的財産を活用した施策です。これにより、アニメ制作が単なる視聴体験ではなく、体験的なプロジェクトとしての可能性を秘めている点が強調されています。
オーディション詳細
オーディションの概要は以下の通りです。
- - 名称: 「アニメDAO」ショートアニメ『リリカ』声優オーディション
- - 投票期間: 2023年11月28日〜12月25日
- - 参加条件: 「アニメDAO」支援NFTを持つ者によるコミュニティ投票
具体的な情報や最新情報は公式Discordで随時アナウンスされます。声優オーディションに参加する候補者は、高野宮ぴよ、菫崎リン、倖狼キリ、曖熊禾、森元唯衣の5名です。録音公開が行われるのは11月28日からで、投票がスタートします。投票の結果は12月26日に発表される予定です。
前述のように、参加者のSNSや配信は自由であるため、各候補者の個性や魅力を知る良い機会になるでしょう。また、制作過程では背景等にAI技術が活用されます。
「MetaMe」について
このプロジェクトでのコミュニケーションの基盤となっている「MetaMe」は、NTTドコモによって開発されたメタバースで、個々の価値観を理解するAIを駆使した新しい形の交流空間を提供します。Relicはこの新技術を活用し、革新的な企業共創の実現を目指しています。
「アニメDAO」は、これからのアニメ制作の形を変える可能性を秘めた新しい試みとして、熱い視線が集まっています。あなたもこのプロジェクトに参加し、新たなアニメの世界を共に創り上げていきませんか?