株式会社UNITED PRODUCTIONSが海外コンテンツプロジェクトを新設
株式会社KeyHolderの傘下に位置する株式会社UNITED PRODUCTIONS(UP)は、2023年2月1日付で海外コンテンツプロジェクトチームを設立したと発表しました。数々の映像コンテンツ制作を担当しているUPは、海外との共同企画に尽力するため、Vesuvius Picturesの創設メンバーを新たに迎え入れることとなりました。
Vesuvius Picturesの魅力
Vesuvius Picturesは、クリエイティブディレクターの山本兵衛氏とプロデューサーのデボラ・バリヤス氏を中心に構成されています。同社は東京を拠点としており、映画やドラマ、リアリティーショー、ドキュメンタリーといった多様なコンテンツの企画と制作に携わっています。彼らはBBCやAmazon Studios、Netflix UKなどの海外メディアとの関係を強化しており、そのネットワークを活用して新しい企画を進めることが可能です。
これまでの実績
Vesuvius Picturesは、Netflixのドキュメンタリー「警視庁捜査一課ルーシー・ブラックマン事件」など、53カ国でトップ10入りした作品を手掛けるなど、その実力を証明してきました。また、イギリスの人気番組「ベイク・オフ」を日本版にリメイクした「ベイクオフ・ジャパン」も大きな注目を集めました。特に、オリンピック・メダリスト高橋尚子をフィーチャーした「The Distance」や、Netflixで特集された「逃亡者 カルロス・ゴーン 数奇な人生」など、国際的な視野を持つ作品群は高く評価されています。
UPの新たな展望
UPは今後、Vesuvius Picturesの専門的な知識を活用し、国内外の映像制作を行う計画です。また、グローバルな市場に向けてライセンス取得やIP開発にも注力し、さらなる可能性を探求する予定です。この新チームの形成により、UPはシナジー効果を最大限に引き出し、世界レベルのコンテンツ開発を目指しています。
ベルリン映画祭とMIPロンドンでの発表
両氏は、2023年2月13日から開催予定の第75回ベルリン国際映画祭と併設されているEFM(ヨーロピアン・フィルム・マーケット)、さらに続くMIPロンドンにて、新たにスタートする海外プロジェクトを披露する予定です。映像制作業界の関係者とのネットワーキングを図りつつ、UPの取り組みを広くアピールします。
山本兵衛氏の意気込み
山本兵衛氏は、「これまでの経験を生かし、UPのネットワークとリソースを最大限に活用することで、海外展開戦略を推進していきたい」と述べています。映像業界において新たな地平を切り開くことを目指し、様々なジャンルでの新しいコンテンツに挑戦する考えです。
デボラ・バリヤス氏の貢献
デボラ・バリヤス氏も、UPとのコラボレーションを通じて、世界的な市場を意識した制作を推進していく意欲を表明しました。「良いものを世界から取り入れ、日本から発信するWIN/WINな戦略を展開していきたい」との意気込みを綴っています。
結論
UNITED PRODUCTIONSとVesuvius Picturesが手を組むことで、今後の映像コンテンツ制作に新たな可能性が生まれることが期待されます。国内外を問わず、様々なジャンルでの挑戦が楽しみです。どのような作品が誕生するのか、注目が集まります。さらに詳細は公式ウェブサイトで確認できます。
公式サイト:
Vesuvius Pictures
公式サイト:
UNITED PRODUCTIONS