訪日外国人向けにプロ野球観戦チケット販売サービスがスタート!
多様なエンターテインメントを求める訪日外国人にとって、スポーツ観戦は特別な体験の一つです。このたび、株式会社ウェイブダッシュが提供する「Tickets in Japan」が、プロ野球パ・リーグの6球団の観戦チケット販売を2025年春から開始します。この発表は、日本国内外で大きな注目を集めています。
新サービス「Tickets in Japan」とは
「Tickets in Japan」は、訪日外国人旅行者のために設計されたチケット販売サービスであり、スポーツ、音楽、演劇などのエンターテインメントのチケットを簡単に購入できます。特に日本国内では、観戦チケットを手に入れることがなかなか難しい外国人旅行者の声を受け、このサービスの必要性が高まりました。
提供される利便性
利用者は、オンラインでの決済が可能で、事前にチケットを購入することができるため、現地での混雑に悩まされることなく、安心して観戦の準備が整います。また、「Tickets in Japan」は、試合当日に訪問者がスムーズに過ごせるよう、会場への行き方や注意事項などの情報提供も行います。これにより、利用者は日本文化をより深く体験できるでしょう。
更に、カスタマーサービスも充実しており、海外から英語でのメールでの問い合わせも受け付けています。試合や公演直前には、チャットを通じてリアルタイムでサポートを提供します。
パ・リーグ6球団との提携
「Tickets in Japan」は、パシフィックリーグマーケティング株式会社と提携し、以下の6球団の主催試合チケットを扱います:
- - 北海道日本ハムファイターズ
- - 東北楽天ゴールデンイーグルス
- - 埼玉西武ライオンズ
- - 千葉ロッテマリーンズ
- - オリックス・バファローズ
- - 福岡ソフトバンクホークス
初めての販売は、千葉ロッテマリーンズの「STAR WARS NIGHT」で、2025年4月16日の試合が対象となります。このイベントは、訪日外国人に向けた特別な観戦体験を提供し、試合観戦のみならず、イベント全体を楽しむ機会を提供します。
インバウンド市場の拡大
2024年には約3,600万人の訪日外国人が予想され、その数は過去最高を更新する見込みです。国土交通省は2030年には6,000万人を目指しており、訪日外国人消費額も増加することが期待されています。これに伴い、スポーツ観戦もインバウンド市場において大きな成長が期待されている分野の一つです。現在、娯楽サービスに関する外国人消費の割合は、スポーツ観戦が1%にとどまっていますが、今後この数字が上昇することが予想されています。
未来に向けた新たな挑戦
「Tickets in Japan」は、単なるチケット販売だけでなく、プロ野球の魅力を海外にも発信するプラットフォームとして、公式WEBマガジン「パ・リーグインサイト」の記事を翻訳・配信し、日本のスポーツカルチャーの認知度向上を図ります。また、米国の「Vivid Seats」と提携し、さらなるプロモーションも計画中です。これにより、日本国内のエンターテインメントを享受する機会が飛躍的に増えるでしょう。
この新サービスは、訪日外国人に新たなスポーツ観戦の楽しみを提供し、日本文化に触れる機会を作る重要な役割を果たすことが期待されています。日本にお越しの際は、「Tickets in Japan」のチケットをぜひ利用して、特別な観戦体験を楽しんでください。