橋本愛と瀬戸康史が贈るFODオリジナルドラマ『にこたま』の魅力とは

FODオリジナルドラマ『にこたま』が魅せる新たな家族のカタチ

フジテレビが展開する動画配信サービスFODおよびPrime Videoにて、12月26日午後8時からスタートするオリジナルドラマ『にこたま』。本作は、2020年に作品の連載が開始され、多くの支持を得ている渡辺ペコの同名漫画を実写化したものです。物語は、恋愛観や結婚観、家族観など、現代社会における身近なテーマに基づき“正解のない愛”に向き合っていく挑戦的な仕上がりとなっています。

主演に抜擢された実力派俳優たち

本作でW主演を務めるのは若手実力派俳優の橋本愛と瀬戸康史。橋本愛は、浅尾温子役として日々を自分らしく生き抜こうとする女性を演じ、瀬戸康史は彼女の恋人である岩城晃平役を熱演します。晃平は、難しい選択を迫られながらも、優しさや誠実さを持ったキャラクターとして描かれています。

また、晃平の同僚として登場し、冷静沈着ながらも心に複雑な思いを抱える高野ゆう子役には、比嘉愛未がキャスティングされています。彼女は職業上の成功と精神的な強さを求めながらも、社会の中での脆さを見せます。この3人の関係は、単なる恋愛だけでなく、各人の人生の選択や葛藤が絡み合った深いストーリーを展開します。

物語を彩る「食」のモチーフ

『にこたま』では特に「食」が重要なモチーフとして描かれ、登場人物たちの感情や対人関係が料理を通じて表現されます。温子と晃平が共にする食卓は、彼らの微妙な心の動きを反映しており、物語の進行と共にその意味を深めていきます。

監督のこだわりと演出

本作を手掛けるのは、映画『PARKS パークス』や『違国日記』などで知られる瀬田なつき監督。彼女は、日常の中に隠された感情や人間関係の微細をリアリティ豊かに描写し、視聴者に深い共感を与えられる演出が魅力です。

登場人物たちの葛藤

物語の主人公である温子と晃平は、東京・谷中の弁当屋「よねすけ」での日常を送りながら、同棲生活が続いています。しかし、そんな中で晃平が同僚の高野ゆう子との一度の関係を持ってしまったことで、三者の関係は複雑に絡み合い、互いの選択が影響しあうことに。温子が「家族」についての価値観を見つめ直し、晃平が愛と責任の間で揺れる様子が繊細に描かれます。

視聴者へのメッセージ

作品が進む中で、視聴者は3人のそれぞれが選ぶ道の先に待つ、「家族のかたち」について問いを投げかけられることになるでしょう。どのような結末が待っているのか、それぞれの人生が交差する瞬間を見逃さないでください。普段の幸せな日常が壊れる恐れの中でも、どのように人は生きるのか、心の深いところに響く味わい深いストーリーが展開されます。