体験型ミステリー『残花』がついに始動!
アナログゲームレーベル「ADICE」が、新たな体験型ミステリー『残花』の製作を発表しました。本作は全3部作で、その第1作『残花 -prequel-』はクリエイター集団『Studio OZON』とのコラボレーションによるものです。ゲームマーケット2025秋での先行プレイ用のパスコードを無料で配布する予定です。
残花の概要
『残花』は、心に抱える葛藤や後悔が実体化していくという斬新なコンセプトを持った作品です。全3部作で構成されるこのシリーズは、それぞれ異なる形式での展開が計画されています。最初の作品である『残花 -prequel-』では、10年前の出来事を体験する特設WEBサイトが登場します。
物語の魅力
本作では、2人のキャラクター視点から物語が展開されます。少女Aと青年Bがそれぞれの目線で事件を目撃することで、物語の深みが増します。この物語体験型のサイトにアクセスすると、全てが終わった直後の瞬間に立ち会えます。これは単なる体験ではなく、目撃そのものなのです。
事前体験の機会
最新情報として、先行プレイに関するパスコードがゲームマーケット2025秋の「マーダーミステリーブース」で配布されます。このパスコードを持つことで、一般公開前に『残花 -prequel-』を楽しむことができます。もらえるカードには、プレイヤーキャラクターである少女Aまたは青年Bのイメージカラーの花があしらわれているので、選択する楽しみもあります。
「残花 -prequel-」は1人または2人でのプレイが可能で、原作・監督は大河ゆの氏が務めます。独特の美しい死をテーマにした物語は、プレイヤーに深い思索を促すでしょう。
マーダーミステリーとしての新たな体験
『残花』は、心因性の病である「残花症候群」をモチーフにした作品で、心の奥に潜む罪や葛藤が具現化した様を描いています。物語は、日本における社会問題である自殺率の高さを背景に、非常に中身のある緊迫したドラマを展開します。この独自の視点が、この作品の最大の魅力となっています。
書籍版『残花 -sequel-』も楽しみ
さらに、シリーズの続編として書籍版の『残花 -sequel-』も準備中で、事件のその後やキャラクターたちの心の痕跡を描く新たな物語が楽しめます。この作品は2026年に公開予定です。
ゲームマーケット2025秋で体験しよう
イベント「ゲームマーケット2025秋」は、2025年11月22日と23日の2日間、幕張メッセ展示ホールで開催されます。この機会を逃さず、『残花 -prequel-』のパスコードを手に入れて、唯一無二の体験型ミステリーの一端に触れてみてください!
詳しい情報はADICEの公式サイトやXアカウントで随時更新されるので、定期的なチェックをお忘れなく。ミステリー好きの方や新しい体験を求める方は必見のイベントになることでしょう。