令和ロマン・くるまの南アジア旅行が見せる旅のリアル
新たな未来のテレビを代表するABEMAが2025年11月30日、ドキュメンタリーバラエティー『世界の果てに、くるま置いてきた』の第10回を放送しました。この番組、通称「せかはて」シリーズは、著名人を世界の遠くに置き去りにし、彼らが現地でどのように触れ合い、学ぶのかを描く作品です。過去のシリーズでは、実業家のひろゆきや俳優の東出昌大がアフリカや南米を横断し、多くの知見を得ました。
ここで注目すべきは、令和ロマンのくるまが旅の主役となったこのシリーズ第3弾です。くるまはほぼ初めての海外訪問で、南アジア縦断を模索しています。
旅の途中での葛藤
第10回の放送では、くるまとひろゆきが南アジア旅の最終国ブータンに入国する様子が描かれました。インドのダージリンから出発し、途中の街で混合タクシーに乗り換え、目標よりも早く目的地に着くという順調な進行にくるまは満足していました。しかし、ひろゆきは「トラブルこそが番組の肝だ」と辛辣なツッコミを入れます。このやり取りからは、旅のドキュメンタリーがもたらす緊張感と面白さが感じられました。
くるまは「これまでの期待とは異なる」とし、裏には自分が求めている『禊』的な要素があったのかもしれないとの心の葛藤も吐露しました。これは、旅を通じて視聴者にとっても重要なメッセージとなっているようです。
ブータンでの衝撃の事実
次の展開では、ブータンの国境で現地ガイドから驚くべき規則が伝えられます。なんと、ブータンでは原則として自由旅行が禁止されており、政府公認ガイドが同行するパッケージツアーが唯一の方法だということです。これによってくるまとひろゆきは緊急会議を開き、どう対応するかを議論します。
ディレクターは“番組のテイストを崩さず”ロケを続行したいと主張しましたが、ひろゆきは視聴者が実際の観光客としての体験を求めていることを指摘します。この議論は、番組の骨子ともいうべき存在を反映しており、私たち視聴者も旅のリアルを求めています。
サプライズ登場の瞬間
波乱のスタートから日が明け、2人はブータンの首都ティンプーに向かうことに。移動中には落石の危険を感じつつも、予定通りに到着します。ここで、また一つのサプライズが発生します。東出昌大がサプライズで登場し、くるまとひろゆきは喜びを爆発させました。視聴者からは「スタイルが良い」「存在感がすごい」といった声が上がり、そんな彼の登場は番組の華をさらに盛り上げました。
このように、楽しいひと時から生まれるドラマとリアルな旅の描写は、多くの視聴者に喜ばれています。次回の放送が待ち遠しいですね。放送後7日間は見逃し視聴ができるので、ぜひチェックしてみてください。