新プロジェクトHouse of Protection、待望のEP「Outrun You All」を発表！

House of Protection、EP「Outrun You All」のリリースを発表

元フィーバー333メンバー、House of Protection（ハウス・オブ・プロテクション）が、期待の新作EP『Outrun You All』を5月23日にリリースすることを発表しました。この発表は、彼らの初ツアーを終えた直後のことで、音楽ファンからの注目が集まっています。

また、EPの幕開けを飾る先行シングル「Afterlife」の配信も本日よりスタート。プロデューサーには、Bring Me The Horizonの元メンバーであるJordan Fishを再び迎え、彼らが持ち味とするエネルギーを失わず、少しテンポを落とした新しい音楽スタイルを展開しています。この曲は、大胆な歌詞と轟音のリフが織り交ぜられた電子的な要素が特徴で、House of Protectionの個性を強く表現しているといえるでしょう。

ミュージックビデオと衝撃のビジュアル

「Afterlife」のミュージックビデオでは、ラバーコスチュームを身にまとったドミナトリックスが登場し、視覚的にスタイリッシュかつ夢幻的な映像が広がります。このビデオは、観る者を興奮させるような狂騒的な世界観を持ち、衝撃的なパフォーマンスが交錯する作品として仕上げられています。

EPの制作秘話とバンドの想い

制作にあたって、バンドは「“It’s Supposed to Hurt”の次に作ったデモの一つだった。最初はギターのスタブとムチの音だけだったが、ライブ後にそのサウンドが恋しくなりアイデアを練り直した」と振り返っています。この新曲は、バンドにとってお気に入りの一曲に仕上がり、2作目のEPで新たな一歩を踏み出す意義深い作品となっています。

既に昨年リリースしたデビューEP『GALORE』は、様々な音楽メディアから高評価を受け、その後のツアーも即完売という支持を集めていました。House of Protectionは、ロサンゼルスやロンドンなどでの公演を成功させ、1,000万回以上のストリーミングを記録しています。Luminateチャートでも、Current Hard Rock Albums部門で14位、Alternative New Artist Albums部門で15位にランクインし、Spotifyの「2025年注目のアーティスト」にも選出。これからも注目が集まりそうです。

今後の活動とライブパフォーマンス

自由な表現を追い求めるHouse of Protectionは、観客を魅了するライブパフォーマンスでも高い評価を得ています。先月にはBad OmensとPoppyのツアーでメインサポートとして活躍し、計25,000人以上を動員。その後、Poppyの「They’re All Around Us」ツアーにも参加予定です。更には2025年には世界各地の主要フェスティバルへの出演も予定しており、今後の展開に目が離せません。

House of Protectionの新たな挑戦

House of Protectionは、もし2023年に新たな情熱を見出していなければ、音楽業界から引退していたかもしれません。しかし、彼らは自分たちが心から愛する音楽を届けるために結成されました。音楽への愛とともに、彼らは自身の道を切り拓いています。

EP『Outrun You All』は、2004年にリリースされたConvergeの名曲「Black Cloud」へのオマージュであり、前作『GALORE』の「夜の側面」を描くコンパニオン・ピースです。この作品は、彼らが築き上げた自信を祝福するだけでなく、仲間や友人へのトリビュートでもあるのです。

『Outrun You All』は、彼らの音楽的ヒーローたちへの敬意を表しながら、今まで以上に大胆で、リスナーを驚かせる瞬間が詰まった作品となっています。これは、ImprotaとHarrisonが新たなスタートラインに立った証となるでしょう。