新たな舞台上演
2025-07-03 15:06:26

古楽と朗読が織り成す新たな舞台『ハプスブルク帝国の路』上演決定!

古楽器で紡ぐ新しい舞台『ハプスブルク帝国の路〜マリーとマックスの物語〜』



2025年8月、東京・西麻布の「霞町音楽堂」にて、朗読と古楽アンサンブルの融合による新作公演『ハプスブルク帝国の路〜マリーとマックスの物語〜』が上演されることが決定しました。この公演では、宝塚歌劇団の元トップ娘役である彩乃かなみが朗読と歌唱を担当し、フルートアンサンブル「ソフィオ・アルモニコ」が古楽器の音色で彩ります。

この作品の舞台は15世紀末のヨーロッパ。ブルゴーニュ公女マリーと、後に神聖ローマ皇帝となるマクシミリアン1世との愛の物語を、情感あふれる語りと古楽の演奏で描き出します。演奏には、リュート奏者のルネ・ジェニス=フォルジャや、歌手の望月万里亜も参加し、時代の息吹を現代に蘇らせることを目指しています。

歴史的背景と物語の魅力



ハプスブルク家は、数世紀にわたりヨーロッパの歴史に強い影響を及ぼした名門です。彼らの勢力を確立するきっかけとなったのは、ブルゴーニュ公国の美しい公女マリーと、若き騎士マクスとの政略結婚でした。この結婚は単なる同盟ではなく、深い愛情が根底にあり、彼らの子孫が「太陽の沈まぬ帝国」と称されるほどの大国を形成する助けとなったのです。マリーは、その美しさと気高さから「悲劇のプリンセス」として現在も愛され続けています。

本作では、彼らの出会いと結婚、そしてハプスブルク帝国の誕生を音楽と朗読を通じて描きます。激動の時代に生きた二人の恋と運命が、500年の時を超えて再びよみがえります。

彩乃かなみの魅力と意気込み



朗読と歌唱を担当する彩乃かなみは、公演に対する熱い思いを語ります。「15世紀末ブルゴーニュ公国の『美しき姫君』マリーと、『白馬の王子』マクシミリアン1世の物語を古楽のスペシャリストと共にお届けします。ルネサンスの調べに包まれながら、時の扉を開く贅沢な時間をお楽しみください」と語り、作品への期待を伝えています。

ソフィオ・アルモニコの音楽の魅力



「ソフィオ・アルモニコ」は、古楽器を使った演奏に特化したフルートアンサンブルで、2008年に結成以来、古楽の魅力を広める様々な活動を行っています。彼らの演奏によって、現代の観客に500年前の音楽がいかに美しかったのかを伝え、音楽とドラマが融合した新しい体験が生まれます。

公演の詳細



この公演は、2025年8月29日から31日の間に、西麻布の霞町音楽堂で行われます。全5回の公演が予定されており、チケットは指名制で、各公演につき最大4枚まで申し込みが可能です。未就学児の入場は不可となっており、古楽と朗読の心のこもった融合を楽しむ貴重な機会となることでしょう。

公演に関する詳しい情報については、公式ウェブサイトを訪れて確認してください。古楽の世界に浸り、歴史のドラマに触れる、特別なひと時をお見逃しなく!


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