大阪・関西万博での『世界のMUSASHI個展』の成功
2025年7月9日・10日、大阪・関西万博において『世界のMUSASHI個展』が開催されました。このイベントは、アーティストMUSASHIと150を超える企業や団体のコラボレーションによって実現した、大規模なアート展示です。プロデュースを手掛けたのは、高槻市に拠点を置く株式会社ガハハ。徳田憲治さんとその妻であるくみこさんが中心となって、イベントを成功に導きました。
株式会社ガハハの魅力
ガハハはデザインを基盤にWEB制作やイベント運営を行う企業で、その社名からも楽しい遊び心が感じられます。彼らのウェブサイトやデザインは、カラフルで可愛らしいイラストが豊富で、見る人を楽しませる要素が満載です。特に、会社の理念を絵本のような表現で紹介しており、多くの人々に愛されています。「ともにまいろう」といった言葉は、彼らのコミュニティを大切にする姿勢を反映しています。
徳田さんは本業の傍らでバンド活動も行っており、彼の活動の幅広さがガハハの多様性にも影響を与えているようです。自身の病気を経て、2016年に株式会社ガハハを設立しましたが、イベントのプロデュースに対する情熱は強く、彼自身の経験も活かされています。くみこさんは、デスクワークをこなす一方で、イベントの現場ではお母さんのようにメンバーを引っ張る存在です。
MUSASHIとの出会い
『世界のMUSASHI個展』は、MUSASHIの活動を支援してきた京信からの紹介を通じて実現しました。万博武蔵個展事務局の理事である清水健太さんとのつながりから、ガハハはこのプロジェクトに関わることとなりました。また、毎年開催されている高槻グルメピクニックでもMUSASHIの作品を展示し、相互に信頼関係を築いてきた経緯があります。
開催の背景と準備
個展の開催に際して、くみこさんは最初から周囲の人々との関係を築くことに注力しました。プレッシャーは多かったものの、それを乗り越えた先に成功が待っていました。イベント準備の初期段階では、メンバーの理解が深まるまで時間がかかりましたが、最終的に「気を使っている場合ではない」と感じるようになり、積極的に関与しました。
イベントが開催される中で、二人三脚で協力し合い、くみこさんが細やかな指示を出す一方で、徳田さんが大局を見て場を収める役割を果たしました。こうした見事なチームワークが、成功の大きな要因となったのです。
結果としての成功
個展終了後、徳田さんは「自分たちの力で万博でのイベントを成功させた」という誇りを深く感じました。全ての判断が的確だったことを振り返り、彼の判断力に感謝の気持ちが湧き上がったと言います。今後は、MUSASHIのアート活動を紹介する冊子が発行される予定であり、その制作もガハハが担います。コラボレーションの未来が楽しみですね。
最後に
『世界のMUSASHI個展』は、単なるアートの展示を超え、企業間のコラボレーションが実現した成功例と言えるでしょう。ガハハの情熱とMUSASHIの作品が融合したこのイベントは、多くの人々に感動を与えました。未来にも、このような素晴らしいコラボレーションが増えていくことを期待しています。