MCVグループとサザンブリーズ、戦略的パートナーシップを発表
MCVグループコーポレーション(以下、MCV)とサザンブリーズジョイントストックカンパニー(以下、サザンブリーズ)は、観光とメディアを融合させた新たな価値を創出するための戦略的パートナーシップを締結しました。この提携により、日本・ベトナム・インドシナ地域の人々の文化・経済交流を一層促進することを目指します。特に、地方自治体と連携したインバウンド誘致を強力に支援することが注目されます。
MCVグループの取り組み
MCVは2007年にハノイで創業され、日本とベトナムの文化・エンタメ交流促進を目的に様々な事業を展開しています。特に、テレビ番組の制作やデジタルメディア事業が核となっており、『新婚さんいらっしゃい』や『あいのり』など、日本の人気番組のベトナム版制作に成功しています。現在では、FacebookやYouTube、TikTokといったプラットフォームと連携し、ベトナム国内でも最大級のデジタル配信ネットワークを築いています。また、2021年には「MCV JAPAN」という子会社を設立し、在日ベトナム人市場に向けた情報発信や、日本企業のベトナム進出をサポートする重要な役割を果たしています。
サザンブリーズの強み
一方、サザンブリーズは1996年にホーチミン市で旅行ビジネスを開始し、日本とベトナム、さらにはカンボジアやラオスといったインドシナ諸国を結ぶ双方向旅行ビジネスの先駆者です。彼らは現地のネットワークを駆使し、多様な観光プログラムを提供することで、質の高い旅行体験を実現しています。特に、MICE(会議・見本市・インセンティブ旅行)やテレビロケ支援、CSR活動にも注力し、120名のスタッフによる力強いサポート体制を整えています。
提携の主な内容
今回の提携に基づき、双方は以下のような主な取り組みを行っていきます:
- - 日本・ベトナム・インドシナ地域を対象とした観光プロモーション番組や動画の共同制作
- - 双方向旅行商品の企画・販売(訪日・訪越・周遊ツアーなど)
- - 地域文化や観光資源の発掘とブランディングに関する支援
- - インフルエンサーやメディアを活用したマーケティング施策の展開
- - 地方自治体との連携による地域活性化プロジェクトの推進
今後の展望
MCVとサザンブリーズは、「体験価値の最大化」をテーマに、観光とメディアの融合を進めることによって、日越インドシナ地域の人々が相互理解を深め、交流を促進するためのプラットフォーム構築を目指します。さらに、教育やビジネス、エンターテインメント分野への発展も視野に入れており、持続可能な国際交流モデルの確立に向けて取り組む方針です。
割引キャンペーン情報
提携締結を記念して、サザンブリーズは2023年7月20日から9月30日の期間にオンラインラッキードロウを開催し、旅行割引キャンペーンを実施します。これにより、多くの人々に両国の素晴らしさを体験してもらう機会を提供します。
この新しいパートナーシップを通じて、両社は日本とベトナムの架け橋となることを目指しており、今後の展開に期待が高まります。