『金魚の行方』開幕
2025-11-07 22:30:37

舞台『金魚の行方』が開幕!引きこもりの息子を巡る壮絶なドラマ

舞台『金魚の行方』が開幕



株式会社ヒラタオフィスと合同TAACによる舞台『金魚の行方』が、2025年11月7日(金)にサンモールスタジオで幕を開けました。公演は11月16日(日)まで行われ、チケットはカンフェティでの販売が行われています。

舞台の概要


本作品は、引きこもりの息子を持つ母親が、自立支援を名乗る団体に子供を預けた結果、思わぬ事態に直面する様を描いています。そこで起きた亡くなった利用者の事故を通じて、母は「引き出し屋」と呼ばれる悪徳業者から息子を奪還しようとします。この物語は、親の愛情や苦悩を背景に、現代社会の厳しい現実を切り取った濃密な人間ドラマです。

物語のテーマとメッセージ


今作では「ひきこもり」とそれに関わる問題を新たな視点で取り上げています。一般的にはフィクションであまり触れられない「引き出し屋」の存在をクローズアップ。この問題は深刻で、実際に自立支援の名のもとに行われている行為であるため、観客には考えさせられる内容となっています。作・演出を手掛けるタカイアキフミは、この作品を通じて、観客それぞれにとっての「晴れやかな朝」を届けたいと語っています。

キャストコメント


出演者たちもこの作品に対する熱意を語っています。江森朝子役の枝元萌は、役作りの過程で母の複雑な選択に直面し、心情を深く掘り下げてきたことを明かしています。また、木村聖哉は稽古を重ねる中で新たな発見があり、劇場での披露に大きな期待を寄せています。

イトウハルヒは、積み重ねてきた努力が形になったことを喜び、板場充樹は親子の関係性や思いやりについての複雑な感情を、鈴木球予はその深い感情に真摯に向き合う中で得た成長を感じています。さらに廣川三憲は、出てくる人々の事情や苦悩が舞台上で見え交わることで、観客との共鳴が生まれることを期待しています。

公演詳細


『金魚の行方』は全14ステージが予定されており、それぞれの感情が濃縮された作品をお届けします。客席の空気感を大切に、共演者と心を一つにして千秋楽を迎えたいという思いが伝わってきます。担当スタッフは舞台美術や照明、音楽に至るまで各分野のプロが集結しており、作品の完成度を高めています。

[公演概要]


  • - 作・演出: タカイアキフミ
  • - 出演: 枝元萌、木村聖哉、イトウハルヒ、板場充樹、鈴木球予、廣川三憲
  • - 日程: 2025年11月7日(金)〜16日(日)
  • - 会場: サンモールスタジオ(新宿区)
  • - 料金: 一般5,500円、応援チケット9,900円(要証明)、U-18チケット1,500円

観客の皆さまには、この舞台を通じて様々な感情と向き合わせていただきたいと思います。また、作品の背後には深い問題意識があることを理解していただけることで、より心に響く体験となることでしょう。一人でも多くの方に劇場へお越しいただければと思い、心よりご来場をお待ちしております。


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