大阪・関西万博での海のSDGs映画祭開催
『海のSDGs映画祭2025』が、9月6日に大阪・関西万博で開催されることが決まりました。この映画祭は、海に関する作品の上映や、SDGs教育に関連したワークショップ、シンポジウムを通じて、参加者が楽しみながら海の重要性を学ぶことを目的としています。毎年、国連が定めた世界海洋デーに合わせて実施されており、渋谷の国連大学やヒューマントラストシネマでの開催が恒例ですが、今年は新たに大阪での開催も実現しました。
梅花女子大学の学生たちが企画・運営
特に注目すべきは、企画・運営を手がけるのが梅花女子大学の情報メディア学科の2年生たちである点です。彼女たちはプログラムの考案はもちろん、映像制作や当日の運営に至るまで一手に担当しています。やりがいのあるプロジェクトに取り組む中で、学生たちは実社会での経験を深め、多くのスキルを身に付ける機会となります。
イベント詳細
- - 日時: 9月6日(土)12:00~16:00
- - 会場: 大阪・関西万博 ジュニアSDGsキャンプ(フューチャーライフゾーン)
この日は梅花女子大学と海のSDGs映画祭のコラボ企画が目白押しです。学生たちが主催する映像作品の上映、環境に関するプレゼンテーション、新たに開発されたワークショップなど、盛りだくさんのプログラムが用意されています。
上映予定の作品
短編ドキュメンタリーシリーズ
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『石垣の海と僕の1500日』
登場するのは田中秀典さん、通称ヒデさんです。彼は石垣島の海岸に取り残された海洋プラごみを1500日以上も拾い続けている方で、その努力を追った感動のドキュメンタリーです。
【制作年】2025年 【上映時間】15分
中村洋太郎(オーシャン太郎)さんは、海洋プラスチックをリサイクルした糸を開発した実業家で、美しい日本の海を舞台にその活動を追った作品です。
【制作年】2025年 【上映時間】18分
キッズ&ティーンズSDGs動画コンテスト受賞作品
また、2025年と2024年で選ばれた優秀な作品が一挙上映されます。これは、子どもたちが「海」をテーマにして自由に表現した映像コンテストで、毎年多くの応募が寄せられています。2025年も昨年を上回る作品数となっており、受賞作品の上映が楽しみです。
学生たちの挑戦
梅花女子大学の学生たちが約150年の歴史を持つ大学の一員として、社会に貢献する方法を模索し、クリエイティブな活動に取り組む姿が印象的です。これにより、将来の環境問題に対する理解と関心を高めると共に、次世代のリーダーを育てることが期待されています。
まとめ
『海のSDGs映画祭2025』は、参加者が海に関する理解を深め、未来に向けたアクションを考える機会です。秋の訪れを感じる中で、楽しく学ぶことができる貴重なイベントにぜひご参加ください!
公式サイト・SNS
このが成功することで、海に対する意識がより一層高まり、多くの人々が海の未来について考えるきっかけになればと願います。