鈴茂器工株式会社は、静岡県のカプセルトイメーカー、株式会社トイズキャビンとのコラボレーションによって、寿司ロボットのカプセルトイを開発しました。この新しい製品は2025年8月から全国の取り扱い店舗で販売される予定で、特に注目されるのは、手のひらサイズながらも本格的なギミックを再現している点です。
トイズキャビンは「カプセルに魂をふきこむ会社」を標榜し、ディテールにこだわったカプセルトイを手掛けています。彼らの製品は、実際の機能を忠実に再現することで多くのファンを魅了しています。今回のコラボでは、鈴茂器工の「シャリ玉ロボット SSN-JLA/JRA」をモデルに、ターンテーブルが回転しながらシャリ玉が出る動きをリアルに表現。まるで本物の寿司ロボットと同じような体験ができます。
このカプセルトイ市場は2023年において、約1,410億円という規模を誇り、2024年には前年比122.6%の成長が見込まれています。カプセルトイは幅広い年齢層に愛されており、特にインバウンド消費が活発なことから、寿司ロボットの知名度向上にも寄与すると期待されています。鈴茂器工とトイズキャビンは、公式SNSなどを通じて発売まで情報発信をし、この取り組みの盛り上がりを図っています。
鈴茂器工は「食の「おいしい」や「温かい」を世界の人々へ」というビジョンを掲げています。今回のカプセルトイ発売を通じて、消費者や事業者に新しい食の価値を提供することを目指しています。
カプセルトイ製品概要
製品名:1/10 SUZUMO 寿司ロボット(シャリ玉)
発売日:2025年8月
価格:400円
対象年齢:15歳以上
ラインナップ:全4種(オリジナルカラー1種、カプセルトイ専用カラー3種)
販売ルート:全国のカプセルトイ売場
主なギミック:ターンテーブルが回転、シャリ玉取り外し、各種にネタと皿付き
鈴茂器工の実績
鈴茂器工は1981年に世界初の寿司ロボットを開発し、以来、同分野のリーディングカンパニーとして成長してきました。90か国以上で利用される寿司ロボットやおにぎり、丼物の製作に関与し、そのシェアは業界の中でNo.1を誇ります。外食業界の人手不足問題に対し、業務効率化に大きく寄与する製品を提供し続け、革新的なサービスも展開しています。
カプセルトイの中でも特に注目すべき存在となるこの寿司ロボット。リリースの告知に対しても、SNS上には「リアルすぎる」「面白い」といった期待の声が多く寄せられており、その反響は大いに高まっています。ボトルキャップの形をしたカプセルトイのデザインや、カラフルなラインナップも消費者にとって魅力的です。
両社のコラボレーションによって生まれたこのカプセルトイが、どのように消費者に迎え入れられるのか、その展開が非常に楽しみです。実際に目にした時には、その精巧さや独自のアイデアに驚くことでしょう。今後の情報発信にもぜひご注目ください。