循環型ファッションプロジェクト
2025-05-27 10:59:09

鎌倉シャツが守山で循環型ファッションプロジェクトを始動

鎌倉シャツコットンプロジェクト@守山が始動



最近、滋賀県守山市にて新たなファッションプロジェクトが始まりました。それが、株式会社ピエクレックスとメーカーズシャツ鎌倉株式会社の共同による「鎌倉シャツコットンプロジェクト@守山」です。このプロジェクトは、地域の資源を活かしながら環境に優しいファッションの未来を構築することを目指しています。

「ALL MADE IN JAPAN」構想とプロジェクトの目的


このプロジェクトは、メーカーズシャツ鎌倉が掲げる「ALL MADE IN JAPAN」構想の一環として位置づけられています。具体的には、国産の超長綿を地域内で育て、その栽培プロセスに使用済みのアパレル製品を堆肥化して再利用するという循環型のアプローチがとられています。この手法により、ファッションに伴う環境負荷を最小限にしつつ、地域内での経済活動を活性化させることができます。

P-FACTS システムの導入


プロジェクトの基盤となるのが、ピエクレックスが開発した「P-FACTS」(ピーファクツ)というアパレル製品の回収・堆肥化システムです。この仕組みを採用することで、地域で生産されたコットンから再びアパレル製品が生まれ、その後再び使用済み製品が回収されるという理想的な循環が実現します。

プロジェクトの進捗と地元の参加


プロジェクトの第一歩として、2025年5月16日には3カ所の栽培地点でコットン苗の植え付けが行われ、立命館守山中学校・高等学校の生徒も参加しました。この活動は、世代を超えて“循環の始まり”を共有する重要なイベントとなりました。さらに、翌日には守山市の関係者が集まり、正式なローンチセレモニーが行われ、地域全体での取り組みが一層強化されました。

未来への展望


既に植えられたコットンは2025年の11月から12月にかけて收穫予定であり、その際には市民を巻き込んだ収穫体験イベントも計画されています。地域住民が「服を育てる」という物語に関わる機会を提供しながら、持続可能な経済のモデルをそれぞれに実感してもらうことが狙いです。

メーカーズシャツ鎌倉:ブランドの歴史


1993年に鎌倉で創業されたメーカーズシャツ鎌倉は、上質なシャツを提供することで、ビジネスパーソンを支援してきました。彼らの製品は独自の縫製技術と高品質な素材を使用し、世界中で愛されています。特にアメリカや中国では、その品質が広く認知されています。

環境への配慮と「P-FACTS」認証


ピエクレックスが開発した「P-FACTS」は、アパレル製品を堆肥化まで行う循環インフラとして、地域の消費者も簡単に参加できる持続可能な社会を目指しています。利用者には、環境に優しい選択肢を提供するため、P-FACTS認証マークが付与されます。

まとめ


鎌倉シャツコットンプロジェクト@守山は、地域的な資源の循環を重視し、持続可能なファッションの実現に向けた新しい道を切り拓く重要なプロジェクトです。ブランドの理念に基づき、地域住民が自らの生活に根付いた形で環境問題に取り組む姿勢が、今後の社会に大きな影響を与えることでしょう。


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