音楽で気象病を癒やす新たな試み
最近、気象の変化にともなって体調を崩す「気象病」に悩まされる人が増えています。これに対処するため、国内で2300万回もダウンロードされたアプリ「頭痛ーる」とヒーリング音楽を手がける株式会社デラが初のコラボレーションを果たしました。9月29日より、気象病に特化した音楽コンテンツ「マロと聴く 気象病のための音楽」が各音楽ストリーミングサービスで配信開始となります。
コラボレーションの背景
このプロジェクトは、デラの担当者が自身の気象病に対する痛切な思いから始まりました。アプリ「頭痛ーる」を使って日々の体調管理を行ってきた同氏は、気象病に苦しむ多くの人々を音楽で支えたいとの願いを抱くように。そこで、両者の交流から生まれたのがこのコラボ企画です。
「気象病にやさしい音の組み合わせ」を考案した結果、癒しの効果が高い音楽を制作する運びとなりました。オリジナルキャラクターの「マロ」が登場することで、さらに親近感が増した内容となっています。
ヒーリング音楽の内容
今回配信される楽曲には、静かな雨音と心を落ち着けるα波オルゴール音楽が組み合わせられています。具体的には、名曲『虹の彼方に』や『月の光(ドビュッシー)』を雨音と調和させてアレンジしたトラックのほか、屋久島国立公園と秩父多摩甲斐国立公園で録音した生の雨音を基にしたトラックが含まれています。全4トラックの内容は以下の通りです:
1. 虹の彼方に~Rain Mix(オルゴールver.)
2. 月の光~Rain Mix(オルゴールver.)
3. 西部林の雨(自然音)~屋久島国立公園
4. 西沢渓谷の雨(自然音)~秩父多摩甲斐国立公園
この雨音は、自然界における「1/fゆらぎ」を有しており、これによりリラックス効果が期待されます。心の中をクリアにする雑音を聞きながら、より良い状態を作り出す手助けをしてくれるのです。
ジャケットデザインとアートワーク
楽曲のジャケットデザインは、頭痛ーるのデザイナーである安中朋哉氏が手がけたオリジナルイラストが起用されています。「マロ」が雨音を聴きながらリラックスする姿が描かれ、アートワーク自体も作品の一部として楽しめるようになっています。音楽を聴きながら、この可愛らしいキャラクターと共に癒しの時間を過ごすことができるでしょう。
条件を整えて聴く
デラのプロジェクトリーダーである楯百恵さんは、自身が気圧変化による頭痛に悩まされていた経験を元に、この音楽が気象病に苦しむすべての人々に寄り添う存在になることを願っています。無理なく、自分のペースで心を落ち着ける時間を作れるよう、ぜひこの楽曲を試してみてはいかがでしょうか。
まとめ
音楽の力によって「気象病」に立ち向かう新たな試みとして注目される「マロと聴く 気象病のための音楽」。気象病にお悩みの方々にとって、心を安定させるための助けとなることを願います。リリースに伴い、各音楽配信サービスでのアクセスが可能ですので、ぜひお試しください。
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