『Reclothes Cup 2025』
2025-07-01 15:40:03

過去最多の612作品が集結!『Reclothes Cup 2025』一次審査会の速報

2025年10月13日に開催予定の最終審査に向けて、国内最大規模のアップサイクルデザインコンテスト『Reclothes Cup 2025』の一次審査が行われました。今年の応募総数は612作品で、昨年を大きく上回る結果となりました。特にデザイン部門には551作品、販売部門には61作品が寄せられました。

審査会には著名な審査員が参画し、4時間にもわたる熱い議論を経て、デザイン部門から40作品、販売部門から20作品が最終審査に進むことが決まりました。審査員の一人である児島幹規氏は、年々デザイン画のクオリティが向上していることを指摘し、使用素材に工夫が凝らされている点に感銘を受けたとのこと。相澤樹氏も個性的な作品の出現を称賛し、今後の完成形をとても楽しみにしているとコメントしました。

一次審査を通過したクリエイターは、BOOKOFFで提供される古着を使い、デザイン画から実際の衣装を制作します。10月13日の最終審査会では、これら全60作品にモデルが着用し、ファッションショー形式で審査が進行されます。

『Reclothes Cup』の目的


『Reclothes Cup』は、リユースショップ「BOOKOFF」が運営するコンテストです。古着を通じて新たなファッションアイテムの価値を創造し、サステナブルな社会を実現することを目指しています。初回開催から、その注目度は年々高まり、昨年の『Reclothes Cup 2024』では過去最多の489作品がエントリーされました。学生を中心に様々な参加者が、自由な発想でアップサイクルデザインに挑戦する場が提供されています。

応募部門は「デザイン部門」と「販売部門」の二つで、全国の学生を対象としたデザイン部門には、特に特筆すべきグランプリ賞が設けられています。グランプリ受賞者には、著名なファッション雑誌『装苑』に作品が掲載されるほか、賞金30万円が授与されます。一方の販売部門も、年齢や職業にかかわらず参加が可能で、実際に市場で販売できるアイテムを制作することが求められています。

ブックオフのサステナブルな取り組み


ブックオフは「リユース」を軸に、様々な商品を扱っています。毎年1,000万着以上の服を取り扱い、その中には使用されずに廃棄される商品も少なくありません。このコンテストはそのような衣服ロスの解消を目指す一環としても位置づけられています。古着を活用したアップサイクルを通じ、リユースの楽しさや感動を参加者に提供し、ファッション業界の未来を担う学生たちにチャンスを与える場として、今後もこのコンテストは成長し続けることでしょう。

最終審査は福岡国際会議場多目的ホールにて行われます。新しいファッションの潮流を生むこの挑戦に、期待が高まります。興味のある方はぜひ公式サイトで最新情報をチェックしてください。


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