ホンダF1エンジンの天才、浅木泰昭さんの魅力
2月22日(土)午後9時から放送されるBS日テレの人気番組「おぎやはぎの愛車遍歴」では、ホンダF1エンジンの元開発責任者、浅木泰昭さんが登場します。今回の放送では、ホンダのミュージアム「ホンダコレクションホール」を舞台に、ホンダが築いてきた技術の歴史についての見どころが満載です。
技術の裏での苦労話
浅木さんは、N-BOXやオデッセイの開発にも関与し、特にF1のパワーユニットの開発責任者として名を馳せてきました。番組では、彼がどのようにしてホンダのエンジン開発に携わってきたのかが語られます。そして、彼が初めて自身のエンジン開発に関わったときの苦労や、戦後の混乱期におけるエピソードも披露される予定です。特に注目は、「これが原付になる」というユニークな自転車の話。生活用品が使われたその原付の開発秘話も必見です。
本田宗一郎との初対面
浅木さんにとって最大のエピソードは、創業者本田宗一郎との初対面です。浅木さんは当時、周囲が困惑するような本田氏の行動に驚きを隠せなかったといいます。彼が語るその逸話は、きっと笑いを誘うことでしょう。さらに、宗一郎の志や技術者としての信念がどのようにホンダに影響を与えたのか、その重要性も語られます。
ホンダの黄金期とF1への挑戦
ホンダの歴史を振り返ると、1964年には初のF1活動を開始し、87年には世界的な成功を収めました。浅木さんはその黄金期にF1エンジニアとして関わり、ホンダがどのようにして勝ち星を挙げていったのかを述懐します。また、エンジン開発の過程で語られる革命的な技術や、当時のチームメンバーとの交流のエピソードも必見です。
現在に続く技術者魂
放送の最後には、EV化が進む現在の自動車業界についての浅木さんの考えも聞けそうです。彼は自らの技術者としての経験をふまえ、未来に向けたビジョンを語ります。F1エンジニアとしての彼の歩みと、その背景にある情熱は、視聴者にとって貴重な教訓となることでしょう。
この放送はただの自動車番組にとどまらず、ホンダの偉大な歴史を知ることができる貴重な機会です。ホンダファンも、自動車に興味のある方も、ぜひご覧ください。