世界遺産・東寺にて「Bhajju Shyam KYOTO 2025」が開催
2025年10月、京都の名刹である東寺で、インドを代表するゴンドアーティスト、バッジュ・シャーム(Bhajju Shyam)の特別展示「Bhajju Shyam KYOTO 2025」が行われます。この展示会は、株式会社亀田富染工場が展開する京友禅ブランドPagong(パゴン)とのコラボレーションによるもので、文化の融合を具現化する特別なイベントです。
展示会の詳細
- - 会期: 2025年10月10日(金)~10月28日(火)
- - 時間: 9:30~16:30 ※無休
- - 場所: 世界遺産、真言宗総本山東寺 食堂(じきどう)
- - 入場料: 無料
公式ウェブサイト:
Bhajju Shyam Japan
バッジュ・シャームは、インド中部の少数民族ゴンド族に生まれ、その独自の感性で神話と自然をテーマにした「ゴンドアート」の第一人者です。2023年に開催された日本初の大規模展では、延べ1万人以上が来場し、大きな話題を呼びました。今回の展示では、彼の代表作や新作が一堂に並び、日本とインドの文化的対話に焦点を当てられた内容となっています。
コラボレーションアイテムの発表
展示会に合わせて、Pagongは特別なコラボレーションアイテムを発表します。注目の「コットンアロハ <バッジュ・シャーム / 朱色>」は、税込26,400円で限定モデルとして、会場およびPagongのオンラインストアでも販売されます。
商品ページ:
Pagongコラボ商品
このアロハシャツは、京友禅の伝統技術とゴンド・アートが融合した唯一無二の製品であり、インドと日本の文化交流の象徴になっています。
代表取締役のコメント
代表取締役の亀田富博氏は、「日本とインド、二つの文化が東寺という特別な場所で出会うことに大きな意味があると感じています。バッジュ・シャーム氏の活力あふれるアートを、京友禅を通じて纏っていただけることを嬉しく思います」と語りました。
亀田富染工場とは
亀田富染工場は1919年に設立され、6000枚以上の着物図案を所蔵し、手捺染による技術を駆使した色鮮やかな染色を得意としています。2002年にアロハシャツの起源をハワイに持ち込んだ日系移民の歴史に基づき、蔵に眠る図案を復刻しようとする試みを行っています。
Pagongについて
Pagongは、京友禅の伝統を生かしつつ、着物柄の美しさを広めることを目指し2002年に誕生しました。日本人の美意識に着目し、葛飾北斎や伊藤若冲などの作品をモチーフにしたアロハシャツも展開しています。
現在、京都本店をはじめ、祇園店、三条店、嵐山キモノフォレストショップ、さらには成田国際空港第一ターミナルにも店舗を展開し、海外にも商品を届けています。Pagongというブランド名は、タガログ語で「幸せを運ぶ海亀」を意味し、多くの人々に笑顔と豊かさを届けることが願いです。