楽天ブックスが選ぶ卒業ソングランキング2025
卒業シーズンが近づく中、オンライン書店「楽天ブックス」が「年代別 思い出の卒業ソングランキング2025」を発表しました。これは、6,104名の楽天ブックスユーザーを対象に実施されたアンケートを基にしています。
ランキングの結果は?
調査の結果、20代と30代のユーザーからは、合唱曲『旅立ちの日に』が1位に選ばれました。この曲は古くから卒業式で歌われる名曲であり、特にこの世代の心に強く残っているようです。また、合唱曲『仰げば尊し』も全世代を通してトップ10にランクインし、卒業式の定番としての地位が確認されました。
40代のユーザーからは、スピッツの『空も飛べるはず』が唯一ランクインしました。この曲は1996年のテレビドラマ「白線流し」の主題歌であり、当時の思い出と重なる人が多い様子です。一方、50代では尾崎豊の『卒業』が3位に入り、そのリアルな歌詞に共感する同年代の声が多数寄せられました。また、60代以上の世代からは、イルカの『なごり雪』や山口百恵の『いい日旅立ち』が突出してランクインし、女性アーティストの楽曲が多くの支持を集める結果となっています。
思い出のエピソード
「卒業ソングに関連する思い出」を尋ねると、合唱曲『旅立ちの日に』については「卒業式で涙ぐみながら歌った」や「友達とカラオケに行って熱唱した」といった具体的なエピソードが挙げられました。また、尾崎豊の『卒業』に関しては、「歌詞に共感しながら友人とレコードで聴いた」という声が寄せられており、音楽が思い出と密接に結びついていることが伺えます。
音楽視聴の現状
音楽に関する別の質問では、視聴方法が「無料の動画サイト」と「CDの購入」という結果が出ました。特にCD購入は、76.1%の人が「作品を手元に持ちたい」との理由から選んでいます。この背景には、音楽配信サービスが広まっている中でも、物理フォーマットに愛着を感じる人が多いことがあるようです。
音楽視聴スタイルの違い
年代ごとのデータを見ると、20代の43.9%は定額制音楽配信サービスを利用していますが、40代以上ではその数字が圧倒的に低くなっています。ラジオの利用率も、50代以上は25%以上と高いのに対して、20代では12.7%に留まります。こうした結果は、世代間での音楽観や楽しみ方の違いを顕著に表しています。
最後に
「楽天ブックス」は今後も本やCD、DVD、ゲームなどを通じて多様なエンターテインメント生活をサポートしていくことを表明しています。楽天ブックスの公式サイトでは、様々な商品や情報を提供しており、今後の展開に期待が寄せられます。特に卒業シーズンには、学生たちの心に響く音楽が一段と注目を集めることでしょう。