ENJINの5周年ライブ「Hi Five」レポート
ダンス&ボーカルグループENJINが、7月2日に東京・I'M A SHOWで開催した5周年ライブ「ENJIN 5th Annivasary LIVE〜HiFive〜」が、大盛況のうちに幕を閉じました。この日は、6人の現体制として初のワンマンライブで、彼らの間にある強い絆とファンへの愛が感じられ、感動的で高揚感溢れるステージとなりました。本記事では、当日の公演の様子を詳しくお伝えします。
セットリスト
1. Addicted
2. Highway In Blue
3. Wanna Love Me
4. spellbound
5. Say your Name
6. 扉
7. KOTONOHA ~DJ(自己紹介)~
8. Candy poppin’
9. Superb Love
10. Perfect Circle
11. Treasure
12. peace summer
13. Overheeeeeeeeeat
14. Dreamland
15. MERRY GO ROUND
初めの一歩をしっかりと歌い上げる
ライブのスタートを飾ったのは、『Addicted』。迫力あるパフォーマンスで一気に観客をその世界へ引き込み、続く『Highway In Blue』では、より成熟したENJINの魅力が披露されました。約半年ぶりのワンマンライブでの彼らは、ファンに向けて「会いたかった」「大好き」といった言葉を何度も伝え、心に響く瞬間を作り出します。
この日のパフォーマンスには、“新体制に対する不安”があったからこその、期待と決意が込められていました。それが、彼らの魂のこもった歌やダンスにしっかりと宿っており、ファンとの深い絆を確認できる瞬間でもありました。
魅力的なダンスと攻撃的なパフォーマンス
続いての楽曲『Wanna Love Me』では、オレンジの光に包まれ、歌詞が示す通り「その視線も全部 僕だけに向けてよ」と、彼らの情熱が一層感じられました。ダンスのビートと一体化し、彼らの表現力を証明する素晴らしいパフォーマンスが展開されます。
次に披露された『spellbound』では、ダイナミックなダンスと共に「もっと好きになって」というメッセージがMU3Eの心に響き、熱気が会場に広がります。メンバーが自分たちの過去を振り返る映像が流れる中、彼らは客観的に自己を見つめながら、MU3Eの存在にどう支えられているのかを素直に語ります。
ユーモアと温かさで包み込む
再登場したENJINは、デビューシングル『Say your name』で、気持ちを言葉で伝える大切さを歌い上げます。その後、TOYの掛け声で『扉』が始まり、会場全体が一体となって楽しむ様子が印象的でした。メンバー同士の和気藹々とした姿も見受けられ、彼らの親しみやすさがファンの心を掴みます。
さらに、楽曲『KOTONOHA』での盛り上げも特筆すべき点です。KYOがDJブースでトラブルを乗り越えながら、会場を一気にダンスフロアに変えていく様子は、ENJINの明るい性格が光っていました。
感動のフィナーレ
後半では、『Candy poppin』や『Superb Love』が披露され、多幸感に包まれる中、TOYによるエモーショナルな言葉が観客の心を揺さぶります。特に『Treasure』では、歌詞の中で「ひとりじゃないよ」とMU3Eに寄り添うメッセージが、互いに励まし合っているようで感動的でした。
最後の曲『MERRY GO ROUND』で本編が終了し、アンコールへ突入します。メンバーはツアーTに着替え、さらに『Major』『Danger』といった楽曲で、激しいダンスパフォーマンスを披露。ファンからの熱い拍手が響き渡りました。
TOYは、次回のリリース情報をあっさりと報告し、メンバーとMU3Eが驚くほどの新たな発表に場内は笑いに包まれました。ファンとの約束や期待を語り、最後に『ENJIN』で熱い盛り上がりの中、素晴らしい一日が締めくくられました。彼らはこの5年間を通じて数々の試練を乗り越え、お互いとファンとの絆を確かに深めてきました。
ENJINの未来が楽しみでならない、心温まる2時間となりました。