高畑勲監督作品『赤毛のアン』が全国リバイバル上映決定！

高畑勲監督の名作、再びスクリーンへ

2025年5月30日（金）から、全国で2週間限定のリバイバル上映が決まった『赤毛のアン～グリーンゲーブルズへの道～』。この特別な上映は、日本アニメーションの創業50周年を祝うものであり、高畑勲監督の脚本・監督作品として、再び多くのファンの心を掴むこと間違いなしです！

名作の帰還

『赤毛のアン』は、ルーシー・モード・モンゴメリの児童文学作品を原作としており、1908年に出版されて以来、世界中の人々に愛されてきました。昨年、モンゴメリの生誕150周年を迎えたことで、多くの関連イベントが行われ、その魅力が再確認されています。これに伴い、リバイバル上映プロジェクトも盛り上がりを見せています。

『赤毛のアン～グリーンゲーブルズへの道～』は、1979年から放送された全50話のテレビシリーズから、監督の高畑勲が監修した特別編集版です。この作品は、1989年に再編集されながらも、当時は正式な公開には至りませんでした。しかし、2010年には三鷹の森ジブリ美術館での上映を機に、その存在が広まり、今回のリバイバル上映が実現しました。

スタッフたちの名演技

この作品には、日本のアニメーション界を代表する名監督や作画監督が多数参加しています。特に、画面構成を宮崎駿が手がけ、作画監督には近藤喜文、美術監督には井岡雅宏が名を連ねています。彼らの卓越した技術とセンスが融合し、アンの空想の世界が美しく描かれています。彼の名言である「楽しもうと決心すれば、たいていいつでも楽しくできるものよ。」という言葉を胸に、視聴者はアンとともにさまざまな冒険を体験できることでしょう。