JOYSOUNDが発表した2025年冬アニメ主題歌カラオケランキングの結果
株式会社エクシングが運営する業務用カラオケ「JOYSOUND」が、2025年1月から放送の冬アニメ関連曲を対象とした「冬アニメ主題歌カラオケランキング」を発表しました。得られた結果には、視聴者数ランキングとの関連性も見られ、今シーズンのアニメ音楽トレンドが浮き彫りになっています。
カラオケでのトップヒット曲
ランキングのトップには、サカナクションが手がけた『チ。 ―地球の運動について―』のオープニング曲「怪獣」が堂々と1位に立ちました。この楽曲は、アニメの放送開始時期に合わせて、期待が寄せられていたもので、3月にカラオケ配信されると同時に急速に人気が高まりました。特に、本楽曲がアニメの雰囲気に素晴らしくマッチしていることから、多くのファンに愛されています。
2位には、米津玄師の「BOW AND ARROW」がランクイン。この曲もまたアニメのオープニング映像に適した内容であり、人気アスリートの羽生結弦さんが登場するミュージックビデオでも注目を集めています。
3位には幾田りらの「百花繚乱」が入りました。これは、TVアニメ『薬屋のひとりごと』第2期の主題歌で、視聴されるだけでなく、カラオケでも高い人気を誇っています。続いて4位はVaundyの「走れSAKAMOTO」、5位にはマカロニえんぴつの「然らば」と、トップ5のすべてが著名アーティストによる書き下ろし楽曲で占められています。
視聴者数ランキングの傾向
視聴者数ランキングにおいては、第2期放送の『薬屋のひとりごと』が、圧倒的な支持を受けて1位を獲得しました。これはカラオケランキングとの相関が見え、西の歌唱回数も高いことから、作品自体の人気が映像だけでなく音楽にも影響を及ぼしていることが強調されています。
3位には人気作品『俺だけレベルアップな件 Season 2 -Arise from the Shadow-』、4位は『Dr.STONE SCIENCE FUTURE』が続いており、流行作品の歌唱も盛り上がっています。
一方、視聴者数ランキングにランクインできなかった『黒岩メダカに私の可愛いが通じない』のオープニング曲「雨トキメキ恋模様」は、カラオケランキングで13位に入っており、作品に登場する中毒性のあるダンスがその人気を支えています。
カラオケヒットの裏側
今期のランキングでは、アニメ主題歌にメジャーアーティストが多く参加しており、その競争がヒットにつながったと考えられます。また、視聴者数ランキングでは、人気アニメの関連曲がカラオケランキングでも高評価を得ており、視聴者の注目度と歌唱の人気が相関していることが明らかになりました。
特別対談:アニメソングの魅力
新作アニメを紹介する番組「つづきみ」のMC、吉田尚記さんと結さんが今回のランキングについて語りました。彼らはサカナクションの「怪獣」の人気について触れ、やはりフルサイズの楽しみがあったとしても視聴者の期待を裏切らない質の高さが歌いたくなる要因だとの見解を示しました。
吉田アナはアニメのエンディングにおいても盛り上がりを見せ、特にナナヲアカリの「明日の私に幸あれ」がカラオケでの意外にも高い人気を保っており、視聴者数ランキングで20位にも関わらず、カラオケではさらに高い位置を確保しています。
結さんは、ネットミュージックがカラオケで強い影響を持っていることを強調し、視聴者との親和性が高いことにも触れました。
今後の展望
JOYSOUNDは、今後もアニメやゲームファンが楽しめるようなコンテンツを提供し続けることを宣言しています。カラオケを通して、より多くの人にアニメ音楽の魅力を伝えることが期待されます。本ランキングが今後のアニメソングの流行をどのように影響するのか、見逃せません。