黒の研究所1周年
2025-10-02 16:08:12

「黒の研究所」1周年記念パーティの魅力と成果をレポート

1周年を迎えた「黒の研究所」記念パーティ



2025年9月6日、東京都中央区に本社を構える株式会社東京ソワールの発起で創設された「黒の研究所」が、創立1周年を祝うパーティを盛大に開催しました。この研究所は日本において唯一、黒をテーマにした研究と文化発信を進める機関です。物理学や心理学、色彩学、哲学など多様な視点から“黒”にアプローチし、それに秘められた不思議を探求するプロジェクトが展開されています。

この特別な日のイベントには、約100名の来場者が参加し、多彩なコンテンツが用意されました。その中には、ピアニストの平井真美子氏による即興演奏があり、色彩としての“黒”をテーマにした美しい音楽が会場一体を魅了しました。出演者の和やかな演奏に耳を傾ける中で、シュールでありながら奥深い「黒」の世界にはまり込んでいく感覚がありました。

また、参加者が「黒」と聞いて思いつくものを書き込む参加型展示が行われ、ポストイットにそのアイデアを記入してパネルに貼り付ける形式が好評でした。この試みを通じて、参加者同士のコミュニケーションも生まれ、黒に対する多様な視点が交わる素敵な趣向となりました。

フードやドリンク、テーブル装飾や衣装に至るまで、会場は全て黒一色に統一され、視覚的に統一感があったのも印象的でした。参加者は自身の黒いファッションを披露し、研究員たちも黒衣に身を包み、会場全体がまるで一つの大きな“黒”の世界に包まれたようでした。

このイベントのトークセッションでは、一般財団法人日本色彩研究所の名取和幸氏が、「くろはおうさま」という絵本を通じて、色を目で見ただけでなく、感覚全体で感じることの重要性について話しました。さらに、暗素研の代表が紹介した世界一黒い塗料「黒色無双」を使ったリンゴの模型は、光を反射しない特性を持ち、実物の立体感を完全に失っているというユニークな展示でした。

また、当日は“SomethingBlackAward”が発表され、見事なブラックコーディネートを披露した3名が特別なバッジを受け取りました。これにより、黒の美しさを称賛する機会ともなりました。

イベントのフィナーレは、音楽プロデューサーでDJの大沢伸一氏が務め、“黒”をテーマにした楽曲で会場を盛り上げました。来場者は新たな音楽体験を楽しみながら、黒の世界に対する理解を深めることができました。

参加者たちからは、「黒を通した多角的なアプローチが新鮮で興味深かった」「色の持つ力を再認識した」という意見が寄せられ、会場全体が満足感で包まれました。「黒の研究所」は今後も、黒の文化的・社会的価値を探求し続け、その活動をさらに広げていく計画です。企業や団体と共に、黒の可能性を広げていく共同研究にも、ぜひ関心を持っていただければと思います。

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